市村正親、“親”のような立場で黒島結菜と共演 「かわいいだけじゃない」魅力明かす
市村正親さん&堤幸彦監督がレッドカーペットに登場
■作品の注目ポイントは「顔面歌舞伎」
市村さんに、“連続殺人犯の死刑囚”という難しい役どころを演じた黒島さんの印象を聞くと、「試写を見たときに、いろんな部分が見えて“この子はすごい役者だな”と思って。かわいいだけじゃないんですよ。かわいいからこそ出せる恐ろしさ・強さが、あんな細い体からにじみ出ていて。すごくうれしかったですね、“親”としては」と回答。堤監督から「親なんだ」とツッコまれると、「裁く方の立場なんだけど心の中は親のような目・心情でその場に立っていました」と、自身の演技を振り返りました。
そして、堤監督は映画の注目ポイントについて「全体の6割以上が、俳優の顔面で構成されています。“顔面歌舞伎”と呼んでいますけど。表情を作るってなかなかすごいこと。このレベルの俳優さんじゃないとできない筋肉の動き、ミリ単位の表情の動きで感情が変わってくる。(そこを)ぜひ見てほしい」とアピールしました。