俳優の市村正親さん（74）が29日、東京・千代田区の帝国ホテルで行われた『第44回松尾芸能賞』の贈呈式に出席しました。

松尾芸能賞は、日本の文化・芸能の保存、向上に寄与した芸能出演者や演出・音楽・劇場芸能に高い技術を持つ人々を表彰する賞です。

市村さんは2022年10月に、ミュージカル『ミス・サイゴン』の出演回数が900回を達成したことなどが評価され、大賞に輝きました。

市村さんは「松尾芸能賞は、19回の時に優秀賞をいただきまして、もう松尾芸能賞とは縁がないのかなと思ってましたが、今回大賞をいただけるということが決定して、なによりうれしかったのは、優秀賞の時よりも名前が一段と大きくなって、これはもっともっと大きな俳優になれというような励ましの賞だと思っております」と挨拶しました。

続けて、「この大賞に恥じぬように、74歳になりましたけれども、もっともっと大きな俳優目指して頑張っていきたいと思っています」と意気込みを語りました。