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松重豊 “人生のターニングポイント”告白 光石研に魂の叫び「なんでやりよっちゃろか!?」

2023年5月18日 22:12
松重豊 “人生のターニングポイント”告白 光石研に魂の叫び「なんでやりよっちゃろか!?」
舞台挨拶に登壇した松重豊さん
俳優の光石研さん(61)と松重豊さん(60)が17日、映画『逃げきれた夢』の完成披露舞台挨拶に坂井真紀さん(53)らキャスト陣と登壇。松重さんが“人生のターニングポイント”について明かしました。

本作は、映画デビューから45年、日本の映画・ドラマ界を支えてきたバイプレーヤー光石さんの人生を、監督自ら取材しエッセンスを取り入れた物語。光石さんの故郷・福岡県北九州市を舞台に、人生のターニングポイントを迎えた光石さん演じる中年男が、新たな一歩を踏み出すまでを描いた物語です。光石さんにとっては12年ぶりの映画単独主演作となりました。

映画で、主人公の同級生を演じる松重さんは「光石さんとは30代の頃から一緒に現場でやっていまして。光石さんは常にその世代の俳優のベンチマークというか、基準点。リアリティーでいうと光石さんにかなう人はいない」と話し、「60代の生々しいリアリティーをスクリーンに投影したこの作品に、僕は横に一緒にいられて本当に幸せでした」とコメントしました。

また舞台挨拶では、物語にちなんで“人生のターニングポイント”についてトーク。福岡市出身の松重さんは、光石さんにある因縁があるようで「15、6歳の時に福岡の地元で、映画のオーディションがあったんですよ。いろいろな人が参加して、『博多っ子純情』という映画だったんですけれども。新聞広告で、“主役の男の子が決まりました! 北九州出身の光石研君です!”って書いてあって、その時に僕の人生はギュッと変わったんですよ! “なんで北九州の人間が博多っ子純情ばやりよっちゃろか!?”って。これに驚いたのがターニングポイントですね」と博多弁で告白。松重さんの魂の叫びに、会場は笑いで包まれました。

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