松山ケンイチ主演作ベルリン国際映画祭出品
俳優の松山ケンイチ(28)の主演映画「家路」(久保田直監督、3月1日公開)が、2月6日からドイツ・ベルリンで開催される「第64回ベルリン国際映画祭」で正式招待作品として上映されることが、決定した。
作家性と商業性を兼ね備えた作品を紹介する「パノラマ部門」への出品で、出品作は「パノラマ部門観客賞」「新人監督賞」「国際批評家連盟賞」「エキュメニカル賞」などの賞の受賞対象となる。
映画は、東日本大震災以降の福島県を舞台に、故郷を失った家族の再生を描いた物語。内野聖陽、田中裕子、安藤サクラらが脇を固める。
久保田監督とともに現地入りを予定している松山は「出品されることをとても光栄に思いますし、海外の方々にどのような反応をしていただけるのかとても楽しみです」と喜びのコメント。
久保田監督も「福島を舞台に家族の物語を紡いだ作品は、どこまで世界の人々の心に届くのか。世界三大映画祭の一つ、ベルリンで上映されることを心よりうれしく思います。『家路』が一人でも多くの方に見ていただけるよう願っています」と期待を寄せた。
(C)2014『家路』製作委員会