松坂桃李「言ってみるもんだなぁ」 映画化のきっかけは雑談レベルの一言
■海外ロケも視野に入れた映画タイトル
会見で、映画制作へ至った経緯について聞かれた宮藤さん。別の現場で松坂さんと会った際に「“ゆとりを映画『ハングオーバー!』みたいにできませんかね”って言われて、いいじゃんって思って」と、松坂さんの一言がきっかけだったことを明かしました。映画『ハングオーバー!』は、主人公たちが様々なピンチに直面しドタバタ劇を繰りなす、アメリカのコメディー映画。
その後も映画制作の話は進んでいったそうで、宮藤さんは「“じゃあ海外ロケだ”って言って、“じゃあ、インターナショナルってタイトルつけましょう”って言って、そこまで早く決まったんです。でもコロナがあったりとか、話してるうちに、ゆとりの人たちだったら海外行かなくても、いつもの八王子から高円寺の間でインターナショナル感出せるんじゃないかってなって。やっぱり海外行くのやめましょうってなりました。だから海外に行くつもりだったという意味の“インターナショナル”です」とタイトルの裏話も明かしました。
そんな松坂さんは「宮藤さんに会う前にたまたま『ハングオーバー!』を見てたんです。笑いながら、途中から何かに似てるなって思って、“ゆとりの3人だ!”って。これをゆとりの3人で、できるんじゃないかってことを宮藤さんに雑談レベルで話したら話を運んでくださった。言ってみるもんだなぁと実感しました」と振り返りながら映画化を喜びました。