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松坂桃李「言ってみるもんだなぁ」 映画化のきっかけは雑談レベルの一言

2023年8月23日 22:25
松坂桃李「言ってみるもんだなぁ」 映画化のきっかけは雑談レベルの一言
イベントに出席した松坂桃李さん
俳優の松坂桃李さん(34)が23日、映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』の完成報告会見に、共演する岡田将生さん(34)と柳楽優弥さん(33)らと出席。映画の脚本を担当した宮藤官九郎さん(53)が、映画制作のきっかけとなったという“松坂さんの一言”を明かしました。

今作は、2016年放送の連続ドラマ『ゆとりですがなにか』の映画化。“野心がない” “競争意識がない” “協調性がない” と言われることが多い“ゆとり世代” のアラサー男子3人の、令和となる現代の姿が描かれています。会見にはキャスト3人のほか、宮藤さんと水田伸生監督(65)も出席しました。

会見で、映画制作へ至った経緯について聞かれた宮藤さん。別の現場で松坂さんと会った際に「“ゆとりを映画『ハングオーバー!』みたいにできませんかね”って言われて、いいじゃんって思って」と、松坂さんの一言がきっかけだったことを明かしました。映画『ハングオーバー!』は、主人公たちが様々なピンチに直面しドタバタ劇を繰りなす、アメリカのコメディー映画。

その後も映画制作の話は進んでいったそうで、宮藤さんは「“じゃあ海外ロケだ”って言って、“じゃあ、インターナショナルってタイトルつけましょう”って言って、そこまで早く決まったんです。でもコロナがあったりとか、話してるうちに、ゆとりの人たちだったら海外行かなくても、いつもの八王子から高円寺の間でインターナショナル感出せるんじゃないかってなって。やっぱり海外行くのやめましょうってなりました。だから海外に行くつもりだったという意味の“インターナショナル”です」とタイトルの裏話も明かしました。

そんな松坂さんは「宮藤さんに会う前にたまたま『ハングオーバー!』を見てたんです。笑いながら、途中から何かに似てるなって思って、“ゆとりの3人だ!”って。これをゆとりの3人で、できるんじゃないかってことを宮藤さんに雑談レベルで話したら話を運んでくださった。言ってみるもんだなぁと実感しました」と振り返りながら映画化を喜びました。

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