今年の漢字は「花」氷川きよし「2分咲き」
演歌歌手の氷川きよし(38)が15日、東京・東京国際フォーラムでコンサートを開催した。
最新曲「男花」を連獅子の衣装で披露したほか、デビュー曲の「箱根八里の半次郎」や「大井追っかけ音次郎」など股旅演歌全14曲を、メドレーで聞かせる試みも実施。氷川の年齢と同じ38曲を、5000人のファンに届けた。
20代でデビューした氷川も、もうすぐ40代に突入する。
「20代の映像を見ると若かったなと思います」としみじみ語り、「(最近は)白髪の本数が増えました。白髪染めを買うのが大変です」と、以前とは違っている自分を自覚する瞬間もあるという。
CDジャケットの撮影前には、体を引き締めるトレーニングが必須で、「ダンベルをやったり。見られるっていう意識が(トレーニングを)頑張ろうってなる」と、ひそかな取り組みを明かした。
今年1年を表す漢字は、「花」という。
「本当に歌手として充実した1年。ファンの皆さんに激励をいただいて熱く応援していただいた」と振り返り、「歌手としてたくさん花を咲かせたい。今は2分咲き。人生80年あったとして、そのときまで歌っていきたいですから」と、生涯にわたり花咲く歌手を目指すことを誓った。