片桐仁、不条理粘土アートを「見に来て」
コントユニット「ラーメンズ」の片桐仁(42)が12日、都内で『不条理アート粘土作品展「ギリ展」』の会見を開いた。
17年間にわたって作り続けてきた粘土作品160点を展示する展覧会で、埼玉・越谷のイオンレイクタウンkazeで5月13日からスタート。日本全国のイオンモール10カ所で開催する予定で、片桐は「ぜひ、僕の作品を生で見に来てください」と呼びかけた。
この日は、ドライヤーに粘土を張りつけて恐竜の骨に見立てた“ドライヤサウルス”、業務用ホチキスに粘土を盛って自身の顔を作った“俺ホッチキス”などの作品を持参。片桐は「いろんな物に粘土を盛っているだけなんですけど…」と恐縮した。
作品に序列はつけていないそうで、「『これがいい!』っていうのはないんですよ。『これはイマイチだな』っていうのはあるんですけど」と苦笑い。
それでも作品1つ1つに対する思い入れは強く、「20代、30代、40代と作ってきたので、それぞれの時代の思い出とかも詰まっていたりする。お風呂のないアパートに住んでいた時代から作っていますので。まあ、すべて気に入っていますよ」と、しみじみ語った。