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山内&市川&三山、三波さんしのぶ公演

2016年10月25日 21:44
山内&市川&三山、三波さんしのぶ公演

 演歌歌手の山内惠介(33)、市川由紀乃(40)、三山ひろし(36)が25日、神奈川・横浜市の神奈川県民ホールで「三波春夫没後十五年特別企画 山内惠介・市川由紀乃・三山ひろしスペシャルコンサート」とを開催した。

 「チャンチキおけさ」「東京五輪音頭」など数々のヒット曲で知られる昭和を代表する国民的歌手・三波春夫さんの没後15年をしのんだ企画。この日が初日で、来年3月9日の茨城県立県民文化センターまで全国13会場で28公演で行う。

 初日は、昼夜ともに満席の中、第1部は「長編歌謡浪曲 絵巻〜『大忠臣蔵』より〜」と題し、三波さんの歌藝(うたげい)の真骨頂である「長編歌謡浪曲」を約50分に凝縮し、「あゝ松の廊下」から「元禄名槍譜 俵星玄蕃」まで、語りと歌で物語風につづりながら3人で披露。第2部はそれぞれのミニステージや三波春夫さんのトリビュートコーナーで、来場した観客を楽しませた。

 終演後、山内は「三波先生は歌の神様のような方なので、今日はとても緊張しました。1人だとなかなか乗り越えられない壁も、3人だからこそ成し遂げられたのかなと思います。(3人なので)心強かったです」と感想。
 
 市川も「いい初日を迎えることができました」と手応えを感じた様子。三山も「客席に三波先生が座っていらっしゃって、じっと見ながら『頑張れよ』というエールを送ってくださっているような気持ちでステージに立たせていただきました。夢のような初日でした」と語った。