×

歌舞伎俳優・中村隼人、映像作品での演じ方に「目からウロコ」 刺激もらった1年を振り返る

2022年12月29日 22:05
歌舞伎俳優・中村隼人、映像作品での演じ方に「目からウロコ」 刺激もらった1年を振り返る
歌舞伎俳優の中村隼人さんにインタビュー
歌舞伎俳優の中村隼人さん(29)にインタビュー。3年ぶりに浅草公会堂で開催される『新春浅草歌舞伎』への思いや、2023年の目標を語りました。

2022年は、バラエティー番組や時代劇に出演するなど幅広く活動した隼人さん。「1月は浅草歌舞伎がなかったので、浅草歌舞伎に出ているメンバーで歌舞伎座の舞台に出演したり、大先輩の舞台に出演させていただくことが多い期間でしたね。充実している1年です」と振り返りました。

また、「今年は歌舞伎以外の人とお芝居をする機会が多かった。芝居のアプローチの仕方が全然違うので、目からウロコというか刺激しかもらってないですね。歌舞伎の場合は型。感情を出す芝居でも2階3階のお客様に届くように体の向きであったり。セリフの音程を全部総合して…。映像の方はハートで心で芝居してにじみ出たものを撮るっていうのが大きな違い」と語りました。

■今年の漢字は「変」 自分の心が"変"わった1年

そこで隼人さんに漢字一文字で振り返ってもらうと「変わるという字ですかね。変化の“変”。自分の中で、役者としての気持ち、スタンス、作品への挑み方、いろんな先輩といろんな役者さんたちと共演することによって感銘を受けたりして、自分の心が"変"わった1年かな」と歌舞伎以外の人と仕事をしたことが多かったと話しました。

■2023年は舞台『巌流島』にも出演 「自分への挑戦」

2023年は、横浜流星さんが主演する舞台『巌流島』への出演も控えている隼人さんは、「浅草歌舞伎から『巌流島』があって舞台が続くので、2022年に感じた心の変化だったり、そういうものを自分におとしこんでいきたいです。ある種、挑戦なのかなって思いますね、2023年は。考え方が変わったものをどこまで通用するのか、自分への挑戦というか…」とコメント。

そして、3年ぶりに浅草公会堂で開催される『新春浅草歌舞伎』(2023年1月2日~)について「1月の浅草歌舞伎は若手の登竜門といわれている公演。僕自身も何回目? 8、9回目。(浅草公会堂は)育ててもらった劇場。3年ぶりに再開出来るというのはうれしいですね」と心境を明かしました。

第1部・双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)に出演する隼人さん。「親子の情愛だったり、義理人情が詰まっている作品。現代の我々にも通ずる、親への接し方、愛情とかが1つテーマになっている作品」と見どころを明かしました。