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レイザーラモンRG「最高の趣味」 スニーカーマニアならではの“お気に入りの一足”

2023年1月13日 23:10
レイザーラモンRG「最高の趣味」 スニーカーマニアならではの“お気に入りの一足”
スニーカー好き芸人のレイザーラモンRGさん
スニーカー好き芸人"としても知られる、お笑い芸人のレイザーラモンRGさん(48)にインタビュー。思わず集めてしまうという、愛してやまないスニーカーの魅力を語ってくれました。

スニーカーマニアのRGさんは、スニーカーが好き過ぎるあまり、自宅に“スニーカー専用の部屋”を作り、400足以上を所有。コレクションの総額は、約700万円にも及ぶといいます。さらには、スニーカー好き芸人を集めた『スニーカー同好会』を結成するなど、スニーカーの魅力を伝える活動もしています。

――400足以上のコレクションの中から選ぶのは大変そうですね。

スニーカーメイン、スニーカーに振り回されている生活ですね。もう本当に、毎朝めちゃくちゃ悩むんですよ。 毎朝、今日の天気、仕事内容、どこを通るか、誰と会うかとかを照らし合わせながらスニーカーをまず決めるんですね。毎朝、マジで2時間ぐらい迷うんですよね。毎日履いてあげないと傷んでくるというか。履いてないまま置いていると、どんどん“加水分解”といって、ソールの部分が剥がれてきたりとか、ペイントが剥がれてきたりとかするので、その状態を確認するためにも、365日違うスニーカーを履いています。

――RGさんがスニーカーにハマった理由はなんですか?

スニーカーが好きになったのは、『SLAM DUNK』ですかね。(主人公の)桜木花道、赤と黒の湘北高校の色だっていう。あの時にいわゆるバスケットシューズ『エアジョーダン』の存在を知りましたね。(憧れは)そこからですね。

――憧れの『エアジョーダン』は当時買えたのですか?

いいえ、買えなかったです。それはクラスでも、超人気者のお金持ちのやつしか持っていなかったんで、僕は近くのスポーツ用品店で買えるやつをちょこちょこ集めてたって感じです。長らく買えない時期があったので、(現在は)“大人買い”ってやつですね。専用の部屋が1部屋ありますね、スニーカー部屋。そこにもう本当に靴屋みたいに、ザっと並べてまして。その部屋が、唯一の“僕の落ち着く部屋”といいますか。そこで寝てもいいし、そこで住んでもいいというか。夢でしたね。

――RGさんが熱中するスニーカーの魅力を教えてください。

まず、かっこいい。見た目がかっこいいという、“フィギュア・プラモデル的な側面”。有名なプレーヤーが履いてた、有名な歌手が履いてたとか“スニーカーに歴史”があるとか。あと、かわいがってあげないと、しっかりきれいにして履いてあげないと壊れる、病気になっちゃう“ペット的な側面”。そして、おしゃれ。あと、ギャンブル的な側面もあって、手に入れられるかどうかという側面もありますね。

――RGさんの珠玉のコレクションの中から、“お気に入りの一足”を教えてください。

お気に入りのスニーカーいっぱいあるんですけど、GIVENCHY(ジバンシィ)というハイブランドが出しているスニーカー(価格約12万円)なんですけど、「何この形?」という。履いてみたら中身はフワフワで、裏までニット素材になっていて、ちょっとドレッシーな時に履きたいなと思ったんですけれども。近未来すぎでしょ。ガンダムとかの足みたいですもんね。これは唯一無二過ぎて面白いなと思って。“いつ履くねん”っていう感じですけれども、今日こうやって紹介できることになって元がとれました。

■スニーカーは“最高の趣味”

RGさんは、プロレスやバイク、バードウォッチングと幅広い趣味があるそうです。しかし、スニーカーは人生の中で“1番の趣味”だと明かしてくれました。

――RGさんにとってスニーカーとは?

いま嫁がいて子どもがいて、これぐらいの収入でってなった時の趣味としてスニーカーは最適で、車やバイクって何台も買えないじゃないですか。ギャンブルとかお酒も、やっぱりお金がどんどん出て行っちゃうんです。だから、ちゃんと“残るもの”で、ちゃんと“身につけるもの”としてちゃんとしているというか、(自分を)きれいに見せられる。最高の趣味として、“スニーカー収集”は残っているっていう感じですね。