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研ナオコ、“30台超” 歴代の愛車を語る 購入後一度もハンドルを握らなかった車と再会

2022年5月14日 22:00
研ナオコ、“30台超” 歴代の愛車を語る 購入後一度もハンドルを握らなかった車と再会
30台を超える歴代の愛車について語った研ナオコさん
歌手の研ナオコさん(68)が、30台を超える歴代の愛車にまつわる秘話を告白。自身の愛車でありながら、一度もハンドルを握ったことのなかった『シボレー カマロ Z28』を、40年の時をへて初めて運転しました。

■父の愛車『いすゞ ヒルマン ミンクス』を初運転

兼業農家の家庭で育った研さん。父親が大の車好きで、稼いだお金を車に費やしていたため、家はお金がなくボロボロで、すきま風が入り苦労していたといいます。そんな研さんの幼少期に父が乗っていたのは、『いすゞ ヒルマン ミンクス』。きょうだい3人でお互いに「邪魔!」などと言いながら大騒ぎしていたエピソードを告白しました。

研さんは今回、そんな父の愛車を初めて運転。操作方法がわからず発進までに苦戦したものの、「こんな細いハンドルで運転してたんだね」と感慨深げにしていました。

意外にも、子どもの頃は人前に出るのが大嫌いだったという研さん。しかし、ボロボロの家を建て直すために歌手を目指すようになったそうで、静岡から父親の運転する車で東京の色々な音楽学校を見に行った過去を明かしました。

■免許がなかった20代から“高級外車のオンパレード”

28歳で『シボレー カマロ Z28』、29歳で『メルセデス・ベンツ 350SL』、30歳で『メルセデス・ベンツ 500SEL』を購入。しかし、実はこのときはまだ運転免許を取得しておらず、いつも助手席に乗っていたといいます。実際に免許を取得できたのは31歳になってからでした。

免許取得時にはすでに手放してしまっていた『シボレー カマロ Z28』。今回、およそ40年の経て、ついにそのハンドルを握ることができました。エンジンをかけてひとこと「いいね」とつぶやくと、「気持ちいい!」とご満悦な様子でドライブを楽しんでいました。

■“交際スクープ”“偶然の遭遇”…愛車との思い出の数々

そして31歳で購入した『BMW 635CSi』は、現在の夫と乗っているときに、交際がスクープされた愛車だったといいます。自宅の駐車場から出る際に、カメラのフラッシュが光り、週刊誌に掲載されてしまったと振り返りました。

さらに2001年には、とある番組で空手家・タレントの角田信朗さんと一緒に『三菱 パジェロ』を1台ずつゲット。後日、研さんがパジェロに乗っていると、同じくパジェロに乗った角田さんに遭遇するという偶然の出来事も明かしました。

66歳のときに、念願のキャンピングカー『デスレフ グローブバス』を入手。めったに使わないだろうということで、キャンピングカーを欲しがっていた販売員と一緒に、2つの家族でカーシェアをすることになりました。研さんたちは、このキャンピングカーで北海道まで行ったもののよく眠れず、結局近所の人の好意に甘え、民家にお邪魔することに…。研さんは「(民家で)普通にお風呂に入って、普通にお布団で寝ました」と、せっかく手に入れたキャンピングカーの苦い思い出を語りました。

現在の愛車は、2015年と2020年に購入した2台の『トヨタ アルファード』。研さんは白、夫は黒のアルファードにそれぞれ乗っていて、研さんの方には小さなテーブルがあり、そこで食事をすることもあるといいます。「乗り心地がいいのよ!」と、相当気に入っていることを明かしました。


(5月7日、14日放送のBS日テレ『おぎやはぎの愛車遍歴』を再構成)
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