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『本屋大賞』ノミネート作品発表 川上未映子『黄色い家』、凪良ゆう『星を編む』など10作品

2024年2月1日 12:09
『本屋大賞』ノミネート作品発表 川上未映子『黄色い家』、凪良ゆう『星を編む』など10作品
2024年本屋大賞ノミネート作発表
全国の書店員が一番売りたい本を選ぶ『2024年本屋大賞』のノミネート作品が、1日に発表されました。

芥川賞作家・川上未映子さんの『黄色い家』や、宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りにいく』、凪良ゆうさんの『星を編む』など10作品がノミネート。

『黄色い家』は、親もとを出て「黄色い家」に集った若者たちの共同生活が、ある女性の死をきっかけに崩壊していく、サスペンス作品です。

『成瀬は天下を取りにいく』は、中学生の成瀬が、コロナ禍で閉店を控える西武大津店に毎日通い中継に映る、などと突拍子もないことを言い放ち、全力で我が道を突き進む姿を描く、宮島さんのデビュー作です。

『星を編む』は、2023年の本屋大賞を受賞した『汝、星のごとく』の続編で、今回大賞を獲得すると史上初・3度受賞の快挙となります。

大賞は、4月10日に発表される予定です。


【2024年本屋大賞ノミネート10作】
『黄色い家』川上未映子 中央公論新社
『君が手にするはずだった黄金について』小川哲 新潮社
『水車小屋のネネ』津村記久子 毎日新聞出版
『スピノザの診察室』夏川草介 水鈴社
『存在のすべてを』塩田武士 朝日新聞出版
『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈 新潮社
『放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件』知念実希人 ライツ社 
『星を編む』凪良ゆう 講談社
『リカバリー・カバヒコ』青山美智子 光文社
『レーエンデ国物語』多崎礼 講談社