本屋大賞発表 『汝、星のごとく』が受賞 著者・凪良ゆう“流浪の月”以来3年ぶりに大賞獲得
大賞に輝いた『汝、星のごとく』は、瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)が、ともに心に孤独を抱えたもの同士、ひかれ合い、すれ違い、成長していく愛の物語です。
凪良さんは、滋賀県生まれ。2006年にボーイズラブ作品で作家デビュー、2007年に初著書が刊行されました。広瀬すずさんと松坂桃李さんのダブル主演で実写映画化された『流浪の月』は、2020年に本屋大賞に輝いていて、今回3年ぶりの大賞獲得となりました。
■以下、2023年 本屋大賞順位
大賞『汝、星のごとく』 凪良ゆう/講談社
2位 『ラブカは静かに弓を持つ』 安壇美緒/集英社
3位 『光のとこにいてね』 一穂ミチ/文藝春秋
4位 『爆弾』 呉勝浩/講談社
5位 『月の立つ林で』 青山美智子/ポプラ社
6位 『君のクイズ』 小川哲/朝日新聞出版
7位 『方舟』 夕木春央/講談社
8位 『宙ごはん』 町田そのこ/小学館
9位 『川のほとりに立つ者は』 寺地はるな/双葉社
10位『#真相をお話しします』 結城真一郎/新潮社