松本白鸚 80歳「生涯で一番うれしい誕生日」 『ラ・マンチャの男』ファイナル公演の開催が決定
写真提供/東宝演劇部
歌舞伎俳優・松本白鸚さんの80歳の誕生日である19日、白鸚さんが主演するミュージカル『ラ・マンチャの男』が、2023年4月にファイナル公演を行うことが発表されました。
■2月のファイナル公演は18公演が中止
1969年に日本で初演を迎え、白鸚さんが50年以上にわたり、主役を演じてきたミュージカル『ラ・マンチャの男』。2月に白鸚さんが主演する最後の公演として、“ファイナル公演”と銘打ち行われる予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で全25公演中18公演が中止となっていました。
■白鸚「生涯で一番うれしい誕生日になりました」
来年4月にファイナル公演が行われることに白鸚さんは「生涯で一番うれしい誕生日になりました。初演は二十六歳、ブロードウエイに行ったのは二十七歳でした。それから五十三年...。万感の思いです。前回中止の時、劇場まで足をお運び下さったお客様のため、『ラマンチャの男』の火を、今日まで灯し続けて下さった皆様のため、初日から千秋楽まで一所懸命勤めるつもりです」と、コメントしています。