役所広司 “渋谷のトイレ” が舞台の作品で主演「この作品を断る俳優はいない」 ヴィム・ヴェンダース監督がメガホン
ヴィム・ヴェンダース監督(左)、役所広司さん(右)
俳優の役所広司さん(66)が11日、自らが主演を務める映像作品の記者会見に出席。東京・渋谷の公共トイレを舞台に、ドイツの巨匠 ヴィム・ヴェンダース監督(76)がメガホンをとることが発表されました。
作品の舞台となるのは、建築家の安藤忠雄さんなど16人のクリエーターが手掛ける『THE TOKYO TOILET プロジェクト』のトイレ。渋谷区にある17か所の公共トイレを、従来のイメージを刷新し、新たなデザインに改修。これまでに12か所が完成しています。
この活動に賛同したのが、代表作『パリ、テキサス』(1984年)、『ベルリン・天使の詩』(1987年)などで知られる、ヴェンダース監督。今回、11年ぶりに来日し、作品の舞台となる渋谷のトイレなどを視察。年内に撮影を行い、2023年の公開を予定しているということです。
作品の舞台となるのは、建築家の安藤忠雄さんなど16人のクリエーターが手掛ける『THE TOKYO TOILET プロジェクト』のトイレ。渋谷区にある17か所の公共トイレを、従来のイメージを刷新し、新たなデザインに改修。これまでに12か所が完成しています。
この活動に賛同したのが、代表作『パリ、テキサス』(1984年)、『ベルリン・天使の詩』(1987年)などで知られる、ヴェンダース監督。今回、11年ぶりに来日し、作品の舞台となる渋谷のトイレなどを視察。年内に撮影を行い、2023年の公開を予定しているということです。
■主演の役所さん 監督とのタッグに喜び「本当に素晴らしいご褒美」
本作で、役所さんが演じるのは、365日休まず1日に3回も公共トイレを掃除する清掃員。
会見で役所さんは「この作品を断る俳優は、いないのではないかと思います。ヴェンダース監督の作品に参加できるということで、俳優になって40年この業界にしがみついてよかったと思えるくらい、本当に素晴らしいご褒美だと思います」と喜びをコメント。
一方、ヴェンダース監督は役所さんについて「自分というものがありながら、作品や環境によって全く異なるキャラクターを演じ分けることができる俳優だと思っています。私は、好きではない俳優とはお仕事ができないのですが、役所さんは本当に最初から好きになりました」とべた褒め。
監督からのラブコールに、役所さんは「今回の作品で、監督に嫌われないように頑張りたいです(笑)」と意気込みを語りました。