東山紀之「逃げだそうと旅先まで考えて…」橋田壽賀子さん脚本作品での秘話明かす
『第30回橋田賞』を受賞した東山紀之さん
放送文化の向上に貢献した人物や番組に贈られる『第30回橋田賞』の授賞式が10日行われ、俳優の東山紀之さん(55)が受賞。過去に出演したドラマの秘話を明かしました。
『橋田賞』は、脚本家の橋田壽賀子さんが設立した橋田文化財団が、1993年から発表している賞です。広く大衆に支持され、感動を呼び起こした完成度の高い番組・作品、人が表彰されます。2021年4月に亡くなった橋田さんの遺志を継ぎ今年も開催され、30回目の発表となりました。
東山さんは、俳優としてドラマなどで成熟した演技を見せ、近年はキャスター業でも活躍するなど、長年の功績が認められ受賞しました。
『橋田賞』は、脚本家の橋田壽賀子さんが設立した橋田文化財団が、1993年から発表している賞です。広く大衆に支持され、感動を呼び起こした完成度の高い番組・作品、人が表彰されます。2021年4月に亡くなった橋田さんの遺志を継ぎ今年も開催され、30回目の発表となりました。
東山さんは、俳優としてドラマなどで成熟した演技を見せ、近年はキャスター業でも活躍するなど、長年の功績が認められ受賞しました。
■東山紀之、橋田壽賀子さん脚本作品で「逃げだそうと…」
東山さんは受賞のスピーチで「橋田先生には本当に様々な出会いを作っていただきました。今日は本当にお会いできなくて残念です」と橋田さんへの感謝の思いを語りました。
また、橋田さんが脚本を務めたドラマ『源氏物語』(1991年)に出演したときの思い出を振り返り、「脚本を初めて読んだ時に、これはヤバイなと…。あまりの長ゼリフに本当に逃げだそうと思って、旅先まで考えていた。もちろん逃げたら橋田先生、石井ふく子先生、(ジャニーズ事務所の)メリーさんにこっぴどく怒られるなと、その恐怖に耐えることができずとどまった次第です。あのときに逃げ出さなかったのが、今ここに立てている証でもありますので、今後も様々なことがあると思いますが、逃げ出さずに頑張っていきたいと思います」と、さらなる飛躍を誓いました。
ほかにも、中田喜子さん・仲野太賀さんらが『橋田賞』を受賞しています。