俳優の船越英一郎さん（62）が15日、都内でおこなわれたCM発表会に、共演する黒木瞳さんらと共に登場。 “サスペンスの帝王”とも呼ばれる船越さんが、2時間サスペンスへの思いを語りました。

今回、船越さんが出演する『にしたんクリニック』の新CMは、サスペンスドラマ風の作りとなっているということで「サスペンスドラマに出会って、そこに育まれて今日がある私ですからね、でも残念ながら2時間サスペンスって激減してしまいましたんで、こうやってまた新しくCMという形でそこに光を当てていただいた」と、CM出演を喜びました。

続けて、船越さんは「（CMを見て）皆さんの“そういえば2時間サスペンス、最近新作あんまり少ないよね”、“もっと見たいよね”っていうお声が上がっていただければ最高だなという、そんな思いも含めて大変感激をしながら。消えちゃいけない文化ですもんね、2時間ドラマってね。だから感謝しかございません」と、サスペンスドラマへの思いを語りました。

また、CMでは『火曜サスペンス劇場』のテーマ曲を替え歌にした音楽が使われており、船越さんは「僕はこの音楽と共に“火サス”の始まった年からなくなるまでずっと歩ませていただいて、その後はバラエティーに私が出てくるとこの音楽が必ず流れる。自分のテーマ曲みたいな感じがしてた」と火曜サスペンス劇場の音楽への思いを語り、「この曲がずっと皆さんの記憶の中に残っていくというのは素晴らしいこと。（替え歌の）これって元々は何だったのっていったら、“昔火曜サスペンス劇場があってね”っていう、また語り継がれていくことになっていくなとワクワクしました」と“サスペンスの帝王”らしい熱い思いを明かしました。