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妻夫木聡 安藤サクラの“引退示唆”の発言に困惑「全然仕事してるじゃん!」

2022年11月19日 21:35
妻夫木聡 安藤サクラの“引退示唆”の発言に困惑「全然仕事してるじゃん!」
舞台挨拶に登壇した妻夫木聡さん
俳優の妻夫木聡さん(41)が18日、映画『ある男』の公開初日舞台挨拶に、安藤サクラさん(36)や窪田正孝さん(34)らキャスト陣と登場。妻夫木さんは安藤さんからの思いがけない相談があったと明かしました。

本作は、芥川賞作家・平野啓一郎さんの累計30万部を超えるベストセラー小説を実写化。妻夫木さん演じる弁護士の城戸(きど)は、かつての依頼者・谷口里枝(安藤サクラ)から、亡くなった夫・大祐(窪田正孝)の身元調査という奇妙な相談を受けます。里枝が愛したはずの夫は、名前も過去もわからないまったくの別人であることが判明し、その別人“ある男”はいったい何者なのか、真相に迫っていくヒューマンミステリーです。

■妻夫木聡が安藤サクラを“撮影しない”理由

舞台挨拶では映画にちなみ、最近気になる“ある○○”というテーマでトーク。安藤さんは撮影期間の妻夫木さんの“ある行動”が気になっていると話しました。

「妻夫木さんがインスタグラム始めたばっかりだったのかな。現場でいろんな写真撮ってて、一回だけ私にもカメラ向けてくださったんですよ。その時私、照れくさくて変な顔しちゃったんです。それで妻夫木さんが撮った窪田君の写真とかはインスタグラムで見るんですけど、やっぱり私の写真はなくて。どこにも載せられないような写真だったのかな、あの写真はどうなるんだろうと…ってずーっと気になってます」と妻夫木さんに質問。

これに妻夫木さんは「実は今日ちょうどその写真見てたんですけど、(安藤さんが)何かを食べてる時に撮ったから“ムホッ”ってなった顔しかなくて。さすがに“ムホッ”ってなった女優さんの顔は載せるわけにはいかない」と説明しつつ「当時、なんでサクラちゃんの写真を撮らなかったかって言うと、サクラちゃんが“私ね、やっぱりこの仕事向いてないと思うの。この作品で終わりにしようかな“って言ってて。とんでもない作品で一緒になっちゃった、これで引退になっちゃうんだと思ってたんです」と安藤さんからの衝撃の告白を明かしました。

しかし実際に引退はなく「撮影も終わって、それから1年半くらいたった時にテレビ見てたら『安藤サクラ主演』とか出てて“え! やってんじゃん普通に! 全然仕事してるじゃん!”みたいな。なんだったんですかあれは!」とサクラさんにツッコみを入れました。

安藤さんは当時、演技が思うようにいかず自信を喪失していたと話し、それでも「撮影日数重ねていったら“やっぱ現場大好きだ!”ってなって。自信がなくても現場に行けるんだったら続けていこうって思えた」と弁明。妻夫木さんは胸のつっかえが取れ、安心した様子でした。