【会見】チェリッシュ松崎悦子、笑顔で復帰
胃がんを患っていたことが明らかになった夫婦デュオ「チェリッシュ」の松崎悦子が11日、東京・練馬文化センターで開催されたコンサート「夢スター歌謡祭 春組対秋組歌合戦」に出演。仕事復帰を果たした。
悦子は本番前、夫の松崎好孝と会見。悦子は「7月からずっとお休みをしていましたけど、こうして無事に復帰することができました」と報告した。
夫の好孝は「まだすべてが回復したという状況ではありません」と気を引き締めながら、「生意気なことを言わせていただきますと、まだ皆様にご迷惑をおかけすると思います。これからリハビリをして、本調子になった時点で本格的に復帰したいなと思います」と見通しを口にすると、悦子は「(あなたじゃなくて)私がリハビリをするのね」と冗談交じりに確認して笑いを誘った。
悦子によると、異変を感じたのは半年ほど前のこと。「胃の痛みとか違和感とかがあったわけじゃないけど、左下の腸のところが何か突っ張る感じがして、おかしいなと。仕事も続いていまして忙しかったものですから、疲れなのかなと思った。腸を調べても何も悪いところがなくて、いつも行くクリニックのお医者様が『じゃあ、胃カメラを飲みますか?』って言われて、胃カメラをしていただいたら、そこで(病気が)分かったんです」と経緯を報告した。
病名は胃がんの一種「印環細胞がん」。幸い早期だったそうで、8月17日に入院。医師のすすめもあって同月20日に胃の全摘出手術を受け、約3週間後に退院した。
悦子は、14年前にすい臓の手術を受けたという。
今回は同じ医師が胃の病気を見つけてくれたそうで、好孝は「最初は(進行が速い)『スキルス(胃がん)』だって言われて、ゾッとしたんだけど、同じ担当の方が以前(のすい臓手術のことを)知ってくれていて、『胃カメラで検査をさせてください』って言ってくれたから見つかったんです」と担当医に感謝した。