オリックス吉田「チームの勝利がリハビリ」
プロ野球 27日、25年ぶり13度目のリーグ優勝を決めたオリックス。打率リーグトップながらシーズン終盤、骨折により戦線を離脱していた吉田正尚選手が会見に出席しました。
以下、全文です。
――今の気持ちは
「非常にうれしく、またマウンドで、みんなで胴上げして、達成感というか、非常にうれしい感情になりました」
――選手会長としてどんな戦いのなかでの優勝だった?
「選手会長と言ってもそんなにあれですけど、若月(健矢)前選手会長から責任をとるっていって、その会話が重みも感じましたし僕なりにも、僕もレギュラーとしてやってきましたので、責任というのも感じましたので、毎年なんですけども勝負の年と思ってプレーしていたのですが、今年は本当に優勝という形で終えることができて、また非常にうれしいです」
――去年までとの違いは?
「やっぱり今いるメンバーが全員、ファームにいる全員が悔しい思いをして、今年絶対やってやるんだっていう気持ちというのはキャンプから感じていましたので、それが最後まであきらめず戦う姿勢につながってきたと思いますし、そういう思いが強かったんじゃないでしょうかね」
――後ろを打っていた杉本裕太郎選手の活躍は?
「同期入団で、大学で一緒にレギュラーとして戦って、またこうしてプロになって同じユニホームを着てまた3番4番という形でチームに貢献できるっていうのは感慨深いですし、これからもチームの勝ちに貢献できるように2人でまたやっていきたいなという思いです」
――終盤戦どんな気持ちで見ていた
「今年1年は自分としてもタフな1年になるなと思ってましたし、足のケガもあってなかなかチームが大事なときに離脱してしまって、なんとも言えない気持ちでしたけど、なんとか早く復帰してまた同じチームメートと勝利を分かち合いたいという気持ちでまた前をむけてやってこられたので、本当にテレビで応援していましたけど、それが伝わってくるっていうのがすごくあったので、本当に早く復帰したいという気持ちで日々過ごしていました」
――2度目の骨折、どんな気持ち
「本当にいろいろな感情がありましたけど、本当に家族をはじめチームメート、スタッフの方、裏方さんにサポートしていただいて、チームが勝つっていうことが一番僕にとっても良いリハビリになりました」
――この先について
「本当に毎日自分のやれることを精いっぱいやって、あとはどうなるか分かりませんけど、11月10日になんとか帰ってこられるように、また戦える、しっかり準備をして戻れればなとは思っていますので、また日々ベストを尽くしていけたらと思います」
――ファンへ
「なかなかコロナ禍もあり、球場そしてテレビの前でたくさん応援していただき、ありがとうございます。25年ぶりということで、本当にいろいろな先輩方がチャレンジして達成できなかったこの優勝というのをこのメンバーで勝ち取れたことを非常にうれしく思いますし、(過去には)球団の合併もあり、いろいろ難しいこともあると思うんですけど、またここから新しい歴史が作れるように次は日本一を目指して頑張ります。応援よろしくお願いします」