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長渕剛、ファンに復活報告「全快しました」

2020年1月18日 16:20
長渕剛、ファンに復活報告「全快しました」

映画「太陽の家」(権野元監督)の公開記念舞台あいさつが18日、都内の劇場で行われ、キャストの長渕剛(63)、飯島直子(51)、永山瑛太(37)、広末涼子(39)が出席した。

神業的な腕を持つ大工の棟梁・川崎信吾(長渕)が主人公で、「愛と信念」をテーマに家族のつながりや親子の情愛を描く感動ストーリー。きのう17日に封切られた。

昨年12月20日に急性腎盂腎炎で入院した長渕は、同月23日の完成披露舞台あいさつを欠席したため体調が心配されていたが、この日は元気な姿で登壇。
盛大な「剛コール」で迎えられた長渕は、あいさつをしようとマイクを握っても「おかえり〜」などと声援を送る観客を「コンサート会場じゃないんだから、少しは考えろよ」と笑顔でたしなめて笑わせたうえで、「心配かけちゃったけど、もう全快しましたので。こんな雨雪の中、たくさん来てくれて本当にうれしいです」と語った。

しっかり者の妻・美沙希役の飯島も「長渕さん、おかえりなさいませ。待っていました」と“夫”の復帰を歓迎。
信吾の一番弟子・高史を演じた瑛太は「“剛コール”を聞きながら、自分も(舞台の)袖から出てくる。剛さんのライブを見に行った時の(感覚と同じで)、自分がまるで長渕剛になったような気分で登壇できたことを幸せに思いました」と、あいさつして笑わせた。

スタッフ・キャストは“ONE TEAM”となって作品作りにまい進したそうで、長渕は「『いい作品にしよう』という気風が最初からあった。そのことがうれしくて。スタッフが総勢60人くらいいるんですけど、照明、録音、カメラみんなに『こういう物を作るんだ!』っていう意識が根底にあって。だから待ち時間がちっとも苦にならなかった」と舞台裏を報告。
そのうえで「この時代に、この映画が(観客の目に)どう映るか。『良かったな』って皆さんの心に小さな明かりがともったら、お友達に言ってもらって、たくさんの人に見ていただけたら」と観客に呼びかけた。