Sexy Zone、改名前最後のライブ グループ卒業の中島健人はメンバーへのメッセージで涙
2011年にリリースしたデビュー曲『Sexy Zone』からスタートした、今回のオンラインライブ。佐藤勝利さん(27)は、「きょうはSexy Zoneとしての最後のパフォーマンスです。12年分の感謝を込めて、みんなと一緒に楽しいライブにしていきたいと思います!」と力強く挨拶しました。
さらに、2022年にグループを卒業したマリウス葉さん(24)もリモートで登場し、“5人”でSexy Zoneの歴史を振り返りました。
ライブ終盤、1人1人が挨拶をする場面で松島さんは、「2011年からSexy Zoneという名前でずっと活動してきましたけども、これをご覧になってる皆様、Sexy Zoneを知ってくれているすべての皆様に、まず感謝をお伝えしたいと思います。みなさんの存在があって、僕らはこうやってステージに立てているという言葉はライブだったり、いろんな場所でお伝えさせてもらってるんですけど、改めて先ほどのステージに立ってみて、それをすごく強く実感しました。Sexy Zoneという名前はきょうで卒業するんですけど、今後もそれぞれの活動をぜひ応援していただけたらなと思いますし、みなさんに応援してもらえるようなアーティストにもっともっとなっていきたいなって思っているので、本当にみなさん一人ひとりの存在にこれからも感謝して、引き続き頑張ってまいりたいと思います」と、意気込みを語りました。
佐藤さんは、「ちょっと泣きそうになるので冷静に話しますけど、いろいろなことがSexy Zoneはあったと思います。5人がそろえていた時間が、どれぐらいあったのかなって思い返すと、5人の時間ってちょっとね…。誰のせいってわけでもないし、本当にタイミングなんだけど、少し寂しい思いをさせてしまった期間もあると思います。でも僕たちが一番5人が好きだったし、それを5人が好きなファンのみんなに届けて来られたと思うし、その12年に嘘はないと思うので。本当に一緒にSexy Zoneというグループをみんなで作れたような気がして、ファンのみんなに本当に感謝しています。きょうでSexy Zoneとしてはひとまず最後ですけれど、あした(4月1日)からはソロとグループ、それぞれの道に進んでいきますので。僕たちがまず応援し合って、みんなでまた楽しい時間を共有できたらなと思います」とコメント。
菊池さんは、「これは本当に僕らなりの前向きな決断。あと、中島が抜けるってことだけじゃなくて、Sexy Zoneって名前が変わるっていうことにおいて、僕たち4人、それからマリウスは今も見てくれてると思いますけど、5人がSexy Zoneっていうグループからの卒業なんじゃないかなと、僕ら5人で口をそろえて言っておりました。なので、みんなそれぞれが、それぞれの形で次のステージに、次のステップに進んでいくっていう僕たちの決断であります。ここから先、僕らなりの誠意として、この決断が正しかったとみなさんに思ってもらえるような活動をしていけたらと思います。本当にいろんな夢をかなえさせてもらいました。いろいろなところに行ったり、ライブやったり、ドーム公演を5人でできたり。“やっぱりドームだよね!”なんて、15~16歳の僕たちが言ってたあの時から、こんなに早くSexy Zoneからの卒業っていうものが来てしまうとは。あの時の僕らからすると想像もしていなかったことかもしれませんが。だけど、これからもっと想像以上の僕たち5人でいられるように精進いたしますので、これからもどうか応援のほどよろしくお願いします」と、語りました。
■中島健人「3月31日にこの名前を置いていく」 最後は全員で「Sexy Zone!」
そして、中島さんは「このグループの形として、こうして僕が汗をかけるのもきょうで最後です。去年の中期からいろんな話し合いだったり、お互いに発展的になれるような、そういう時間を過ごすためにはどうしたらいいのかっていうものをたくさん積み重ねて、このような答えをグループとして、それぞれが答えを出しました。なので、このオンラインライブを皆さんに早急に準備していただけたこと、本当に感謝しております。このオンラインライブを見に来てくださっているすべてのファンのみなさん、そしてこのSexy Zoneに興味があると思ってくださる全ての方々に心から感謝を申し上げます」と、感謝を伝えました。
また、活動を共にしてきたメンバー1人1人にも思いを語った中島さん。特に同期の菊池さんに向けて言葉をかける時には、涙があふれ、言葉が詰まってしまう場面も見られました。涙をこらえながら中島さんは、「一番つき合い長いもんね。いや、本当に…。いや、ごめんね…。この16年の中で、本当に嫌いだったときも好きだったときも全部が青春だったと思うわ。自分を強くしてくれたメンバーの中でも年も近いし、ほぼ同い年だし、お前がいてくれたから俺は強くなれたよ、正直。あしたからメンバーじゃなくて友達に戻るから。2008年4月に出会って、ここまで一緒に走ってこられてよかったです。ありがとう」と、胸の内を明かしました。
このメッセージを受け取った菊池さんは、「俺は中島と出会ってなかったら、デビューしてないと思うんです。腐りかけた時もあったし、悔しい思いも一緒にしてきたし。(中島さんのことが)好きだった時も嫌いだった時もあった。Jr.の頃なんかは、“こいつに負けたくない”と思ってやってきて、グループになってからは、またその思いとは違ったライバル関係でずっとここまでこられた。だから、1人でソロでやっていくっていうのも応援したいと思った。もしかしたらファンの子たちからしても、スタッフやメンバーからしても、“いや、お前が止めないと”っていうのはあったと思うんですけど、俺は止められなかったっすね。だって、もう曲かかったらさ、この人(中島さん)のコンディション分かるんだもん。その日の。そんな相手の決断を止められないよね。でも、やるからには誰にも負けずに、中島健人らしく。僕も、僕らも負けずに頑張ります」と、エールを送りました。
最後は、中島さんが「3月31日に、この名前を置いていきます。せーの!」と号令し、4人で手をつないで「We are Sexy Zone!」と叫び、幕を閉じました。