京極夏彦『百鬼夜行』シリーズ 約17年ぶり新作にファン歓喜「生きてるうちに読めると思ってなかった」
京極夏彦さん(撮影/森 清)
■ファンの間で広がる喜び
新作の発売にファンの間では「生きてるうちに読めると思ってなかった」「首を長くして待ってました」「有給とって買いに行きます」など喜びの声の一方で、シリーズの特徴でもある本の厚みに対し、「今回の厚みは何センチかワクワク」「問題は腕の力だろうな」などのコメントも寄せられました。
【『鵼の碑』あらすじ】
殺人の記憶を持つ娘に惑わされる作家。消えた三つの他殺体を追う刑事。妖光に翻弄される学僧。失踪者を追い求める探偵。死者の声を聞くために訪れた女。そして見え隠れする公安の影。発掘された古文書の鑑定に駆り出された古書肆は、“化け物の幽霊”を祓(はら)えるか。