フリーアナ後藤楽々、“激変の一年”を振り返る 「一日の時間の使い方がまるっきり変わった年」
■10月から始まった早朝生活は「意外と自分に合ってる」
――2022年はどんな年でしたか?
一言で表すと“激変の一年”だったなと思います。こんなに朝早く起きる日が来るとは思いませんでした。起きる時間から、一日の時間の使い方がまるっきり変わった年だったと思います。
――早朝の生活には慣れましたか?
だいぶ慣れたなと思います。最初は何時に寝たら、自分の本調子がオンエアの時間に来るのか分からなくて。でも、最近は大体このくらいの時間に寝ればいいなとか、何時間くらい睡眠をとれれば集中してオンエアに臨めるなとかが分かってきたので、意外と自分に合ってるなと思います。
――朝起きてからのルーティンはありますか?
毎日、午前0時50分に起きているのですが、まずは『news every.』のカルチャーコーナーを確認して、それから朝ごはんを食べます。私は、朝ごはんをちゃんと食べる派で、「もはや夜食じゃない?」ってたぶん思われるかもしれませんが。母から送られてきた一日分の野菜みたいな体にいいスープと、ホットミルクと、最近は生麩(なまふ)にハマってて、朝から生麩(なまふ)を焼いたりしているので、いつもおなかいっぱいの状態で、しっかり食べてからオンエアに臨んでいます。あとは、舌の体操をしたり、発声など毎日とにかく口を動かすようにしています。
■仕事のおかげで多くの経験「恵まれているなと」
――カルチャーコーナーで印象に残っていることはありますか?
毎日のオンエアで色々学ぶことがあるんですけど、印象に残ってるとなると、やっぱり“取材”かなと思います。(SKE48時代の先輩にあたる)須田亜香里さんを取材させていただいたのも、(以前のような)アイドル同士とは違う形で、また一緒になって取材できるというのは、自分にとってはうれしいことでしたし。
映画『アバター』の監督やキャストのみなさんにインタビューをすることが出来て、その時に思ったんですけど、この経験が出来るのって“全人類の中で1000人いないだろうな”って思ったんですよ。もしかしたら、100人もいないかもしれないって思った時に、すごい恵まれてるなって思って。この仕事でなければ出会えない人に会えたり、場所に行くことが出来たので、“取材”がすごく印象に残ってます。
――仕事をする上で、受けたアドバイスや心に残っている言葉はありますか?
(Oha!4 NEWS LIVEで共演する)田邊 研一郎アナには、「“ま行”と“ら行”に気を付けて、練習したほうがいい」とアドバイスを受けたり、(キャスターの)米澤かおりさんからは、リハーサルで読み方が間違っていたら「アクセントはこうだよ」って教えていただいたりしました。
(SKE48で)アイドルをやっていた時に、須田亜香里さんからいただいた言葉で「一度言われたことは、一回で覚えなきゃいけないよ」と言われたことがあって、田邊さんや米澤さんに直していただいたところは、言われたら一回で“本番は絶対に間違えない”って気持ちでやるようにしています。でも、やれないことの方がまだ多くて、落ち込んでしまいます。“50回くらい自分の中で練習したはずなのにできない”とかだと、そういう自分に対して「悔しい!」と思うんですけど、でも次の日にはそれがよりプラスに、「前回出来なかったから、出来るようにしよう」という風に、気持ちを前向きな方に切り替えています。
■2022年を表す漢字は“金” 2023年に達成したい3つの目標
――後藤さんの2022年を漢字一文字で表すと?
私は “金”という字を選びました。まず毎日が充実して、毎日が楽しくて輝いていたなという意味での“金”と、金曜日のうれしさ。お仕事をするようになって、金曜日が来た時の「よっしゃー! 金曜日だ! 終わったぜー!」みたいな。金曜日をモチベーションに頑張れるというか。この幸せを感じられるのって、社会人ならではというか、働いているからこそっていうのがあって、それがすごい自分の中で「働いてるな!」みたいな充実感が、すごいうれしくて。なので、毎日が輝いていたという意味での“金”と、金曜日って最高だよねっていう意味での“金”です!
――2023年の目標は?
目標が3つあって。まず1つ目が、“なんでもやる、なんでも挑戦したい”。2つ目が、“挑戦することを一生懸命やりたい”。3つ目が、見てくださっている視聴者の方やスタッフさんが「これぐらいのことやるかな」っていう“期待値を少しでもいいから超えたい”っていう目標があります。来年は、この3本柱で“なんでもやる・一生懸命やる・期待を超える”っていう、この3つが目標です。
ただ、期待を超えるっていう面では、超えられないことの方が多いかもしれないですけど、“それも学びになっていいかな”という、そういう気持ちで臨みたいなと思います!