タレントのヒロミさん（57）が11日深夜放送の日本テレビ系音楽番組『バズリズム02』にゲストとして出演。

57歳でソロとしてCDデビューするヒロミさんが、司会のバカリズムさんと初めて対談し、今後の芸能界の活動についてやバカリズムさんの悩み相談まで熱く語り合いました。

■ヒロミ、57歳でソロデビュー 歌詞には妻・松本伊代の実話が…

今年デビュー36年、数々のバラエティーなどで活躍するヒロミさん。銃にダイビング、船舶など10以上のライセンスを持つ“遊びのプロ”が、今回歌手に挑みました。

番組の冒頭でバカリズムさんが「どうしちゃったんですか？」といきなり質問。するとヒロミさんは「ちょっと待て、アーティストだからあんましゃべらない」と恥ずかしそうなそぶりをのぞかせました。

デビュー曲のタイトルは『神様との約束』。作曲はタレントのはなわさんが担当し、歌詞には妻でタレントの松本伊代さんの実話がつづられています。

その一部を見ると2人の息子に向けた内容となっていて、ヒロミさんと伊代さんの恋のきっかけや、伊代さんのおちゃめな生活ぶりなど、ユニークなエピソードをつづった歌となっています。

■ヒロミ「芸能界にはいないんじゃないかな」 “70歳の自分”を語る

そしてバカリズムさんとの対談では、70歳になった自分についてトークを展開。ヒロミさんは「芸能界にはいないんじゃないかな」と切り出し「時代の流れでいくとさ、“早くやめた方がいいんじゃないの”みたいな流れない？」と語り、芸能界をやめることに対して、嫌ではないといいます。

その理由について「僕、1回やめているから、その時楽しかった」と、一度芸能界から離れた時を振り返りながら、自身の思いを明かしました。

■バカリズム“趣味のなさ”に悩み、遊びのプロ・ヒロミに相談

そんなヒロミさんにバカリズムさんが「いつか引退した時になにもなくなっちゃう」と自身の趣味なさについての悩みを相談。30代の時にカメラを始めようと18万円も出して買ったそうですが「（値段が）高いのを買ってしまえばやるだろうと思って買ったんです。3枚くらい撮って終わったんです」と趣味が続かないことへの不安を明かしました。

その悩みに対し、ヒロミさんは「なんかやりたくなったらいってくれればね、陸・海・空なんでもあるからね」と遊びのプロならではの言葉でサポートを約束。

そして以前、ヒロミさんの家に遊びに来たというくりぃむしちゅーの上田晋也さんとのエピソードを例に「ただ遊びに来ただけなのに“お前チェーンソーやる？”」とやらせたり、自宅にあったショベルカーを体験させたりしたといいます。

最後にヒロミさんは「バカリが“本当に何かやりたい”って来たら何でもやらせてあげるよ。でもなかなか来ないんだよ。芸人で俺の所に連絡あるのは東野（幸治）と岡村（隆史）とかね」とポツリ。

バカリズムさんは「老後を迎える前にちゃんと“ヒロミ塾”に入っていろいろと教えてもらわないとダメですね」とお願いするなど、2人ならではのトークを繰り広げました。