俳優の門脇麦さん（31）が、主演する日本テレビ系新日曜ドラマ『厨房のありす』（1月21日夜10時30分スタート）の制作発表記者会見に、永瀬廉さん（24）、大森南朋さん（51）らキャストとともに登壇。門脇さんが撮影での裏話を明かしました。

ドラマは、門脇さん演じる自閉スペクトラム症の天才料理人・八重森ありすが、料理を通し周りの人たちと絆を強めていくハートフル・ミステリーです。

門脇さんは役を演じる上での苦労があるそうで「化学式のセリフが膨大なので、日々追われています。今までの作品でセリフを覚えるのは撮影の１日前か当日の朝だったんですけど、今回はさすがに追いつかなくて３日前から覚えています」と普段は撮影直前にセリフを覚えることを明かし、共演者を驚かせました。

さらに門脇さんはセリフを覚える上で「脳みそが爆発しそうで、初めてセットで撮影した時に化学式をバーッとしゃべるシーンで鼻血が出ちゃったんですよ」と苦労を語り、共演者を再び驚かせました。ありすの父親役で門脇さんと共演する大森さんは「台本を読んで、麦ちゃんのセリフ量にゾッとした（笑）」と語り、ありすと共に小さな料理店で働く青年役の永瀬さんは「麦ちゃんは、本番になると一切（セリフを）かまなくなるんです。麦ちゃんのすごさを感じます」と、長ゼリフをこなす門脇さんを絶賛しました。