鈴木亮平、監督から「努力の人」と絶賛後も…謙虚さ貫きスピーチ 最優秀男優賞を受賞
鈴木さんは映画『エゴイスト』でゲイの男性を熱演。「愛とエゴのはざまで葛藤しながらも、献身的に注ぐ愛を表現し、見る者の心に深く刻みつけた」と、その演技が評価され、最優秀男優賞に輝きました。
鈴木さんは受け取ったトロフィーをじっと見つめた後、「すてきな賞をありがとうございます。身に余るお言葉をいただいて、本当に光栄だなと思っております」と、笑顔を見せました。
■「年齢を重ねるにしたがって…」謙虚スピーチの内容
授賞式には、『エゴイスト』でメガホンをとった松永大司監督(49)も登壇。鈴木さんとがっちりと握手を交わし、監督は「本当に努力の人だと思います。1つの役を演じるために、この『エゴイスト』の役だからというわけではなく、どの役に対しても真摯(しんし)に向き合って、一生懸命リサーチをして。“感覚で芝居をすることをしたくない”と常に言っていて。すごかったと思います」と、一緒に映画を作り上げた鈴木さんの現場での様子を明かしました。
監督に絶賛された後、鈴木さんは今後の抱負を聞かれると、「自分もだんだん年齢を重ねるにしたがって、これは本当にきれい事じゃなく、今までの先輩方がいかにすごかったかを思い知るようになってきました。その大先輩の方々が作り上げてきた役者道みたいなものがあるのだとしたら、その名に恥じない自分もそれを継いでいけるような俳優になっていきたいと思っております。そして映画館に行って“鈴木の映画を見たいな”と思ってもらえるような俳優になりたいと思っております」と、謙虚な言葉で“理想の役者像”について語りました。