鈴木亮平、ニューヨークでレッドカーペットに登場 ゲイ役の映画上映「何か訴えかけられるものになれば」
7月14日から30日(現地時間)までニューヨークのリンカーン・センターで開催され、各国から60以上の作品が出品されるこの映画祭。鈴木さんが主演した映画『エゴイスト』(R15+)が、世界的に注目度の高いアジア映画を紹介するStandouts部門に出品されました。
鈴木さんは6月に、世界的に活躍が期待される俳優に贈られる賞、ライジングスター・アジア賞を受賞することが発表されていて、今回その授賞式や映画の舞台挨拶などに出席しました。
■ゲイ役を熱演 アメリカで上映「何か訴えかけられるものになれば」
『エゴイスト』で鈴木さんが演じたのは、ゲイであることを隠しながら思春期を過ごしたファッション誌の編集者・浩輔。パーソナルトレーナーの恋人(演:宮沢氷魚)と、その恋人の母親(演:阿川佐和子)へ愛情を注ぐ繊細な演技が高く評価され、今回の受賞につながったということです。
レッドカーペットに松永大司監督と登場した鈴木さんは、「ニューヨークは昔から好きな街だったので、こういう形で戻ってくることができて、しかも監督と一緒に来ることができて非常にうれしいです」と笑顔を見せました。
さらに、ニューヨークで作品が上演されることについて、「正直たくさんの国の方に見ていただけて、評価していただける作品になるというのは撮影中には思っていなかったので、非常にうれしいなと思います。この映画がもちろんエンターテインメントということもそうなんですけど、ゲイ当事者の方にもいい影響を与えることができたり、コミュニティーに対して何か僕たちが少しでも貢献できればと思いますし、日本社会、アメリカ社会に対しても何か訴えかけられるものになればいいなと思っています」と語りました。