倍賞千恵子 佐藤蛾次郎さんを追悼 「久しぶりにお電話でもしてみようとしていたときに…」
倍賞さんは「ガジさんとは、よくお電話で近況や昔話をしていましたね。今日は葛飾に出かけるので、久しぶりにお電話でもしてみようとしていたときに知らせを聞き、とても驚いています。残念でなりません」と心境を明かしました。
また初めて佐藤さんに会ったという映画『白昼堂々』を振り返った倍賞さんは「その時から面白い人だなと思っていました。まさか“寅さん”でこんなに長くお仕事ができるとは思ってもいませんでした。ガジさんが怪我をして映画に出られなかったとき、渥美(清)さんとお見舞いに行ったら“えへへ”と笑って言い訳をしていた姿が懐かしいです。とっても優しく愛妻家だったガジさん、もう奥様に会えましたか?」とコメントしています。
捜査関係者によると、10日午前10時半前、世田谷区の住宅で、この家に住む俳優の佐藤蛾次郎さんが、風呂につかった状態で動かなくなっているのを、自宅を訪れた親族が見つけて119番通報しました。佐藤さんに目立った外傷はなく、その場で死亡が確認されたということです。