林家木久扇、55年出演『笑点』を卒業 ギャグに歌にサプライズ イエローに染まった大団円
木久扇さんは、番組冒頭の挨拶からいつもと変わらない“お知らせ”で会場を沸かせます。大喜利は、おバカキャラの与太郎として愛される木久扇さんに掛けた『おバカな人 もっとおバカな人』というお題でスタート。これに木久扇さんは「バカなのは答えができていないのに手を挙げる人、もっとおバカなのはそれを知らないで当てちゃう司会者」と回答し、司会の春風亭昇太さん(64)への愛のあるいじりで笑わせました。
続く2問目『木久扇さんが様々な番組に出演したら』というお題では、「私、木久扇がすべてのサッカー番組に出演することになりました。なぜかというと私はキック王(木久扇)」と回答。得意のギャグで観客を笑わせ、見事、座布団1枚を獲得しました。
最後のお題は『木久扇さんにありがとう』というもの。ここで『笑点』史上初のサプライズ演出が行われました。この日、木久扇さんには内緒で観客に配られていたのが黄色いタオル。昇太さんの「ありがとう!」のかけ声を合図に一斉に掲げられ、会場が木久扇カラーに染まりました。
大喜利では、各メンバーからの木久扇さんとの思い出に掛けた名回答・珍回答に客席は大爆笑。また、林家たい平さん(59)の粋な計らいで木久扇さんにお礼の座布団が渡されると、各メンバーからも続々と座布団が渡され、ついには積み上げられた座布団で木久扇さんが見えなくなるハプニングが。思わず木久扇さんからは「おれが(テレビに)映らないじゃないか!」とツッコミが飛び出しました。さらに木久扇さんは、おなじみの「いやんばか~ん」の歌も披露し、絶好調な様子を見せました。
最後に昇太さんから「今のお気持ちはいかがですか?」と聞かれた木久扇さんは「また来週!」と一言。木久扇さんらしく明るい笑顔で手を振り、55年の出演を締めくくりました。