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吉永小百合「これが私の息子なんだ」 役作りで渡された誰にも見せられない資料

2023年7月11日 21:45
吉永小百合「これが私の息子なんだ」 役作りで渡された誰にも見せられない資料
吉永小百合さん (c)2023『こんにちは、母さん』製作委員会
俳優の吉永小百合さん(78)が10日、主演した映画『こんにちは、母さん』(9月1日より全国公開)の舞台挨拶に大泉洋さん(50)と登場。吉永さんが、役作りのために受け取った資料について明かしました。

東京の下町を舞台に現代を生きる等身大の家族が描かれる本作。母・福江を吉永さんが、その息子・昭夫を大泉洋さんが演じます。
親子を演じるに当たって、大泉さんの子供時代の写真を渡されたという吉永さんは、「素晴らしい写真をお借りした。小さい坊やが、公園でハトを見ている写真、たぶんお母様がお撮りになったものや、お風呂から出てきたばっかりの坊や、本当に誰にも見せられないけど、“これが私の息子なんだ”と感じさせる素晴らしい写真を見せていただいた」と明かしました。

この写真について、大泉さんは「私も知らなかったんですよ。どういう写真を送られたのか。事務所経由で私がお願いしたんですけど、まさか風呂上がりの裸の写真を送っているとは思わなかったもんですから、そこまで見られたかなと思うとちょっと恥ずかしい」と、会場の笑いを誘いました。

さらに、大泉さんは「吉永さんに見ていただいたというのは、もちろん知っていたんですけど、それがまさか(映画の)本編に(写真が)使われている。それは、ちょっとびっくりしました。試写を見て、使ってる! 正直、その許諾はなかったんですよね。使っていいと何も言っていないけど入っているな」と、明かしたものの山田洋次監督の作品に使われたことを誇っていました。