アイドル和田彩花 ハロプロでの違和感語る
アイドルの和田彩花さんが、15日、東京ビッグサイトで開催中の展示会『コンテンツ東京2021』の特別講演に登場。ミレニアル〜Z世代の1人として講師を務めました。
『コンテンツ東京2021』は、映像・CG制作や最先端デジタルテクノロジー、広告制作などに関わるコンテンツビジネスが集結した商談展。14日から16日まで行われ、550社が出展しています。(一般の方は入場できません)
特別講演には、和田さんのほかに、報道番組『news zero』の水曜パートナーを務めるクリエイティブディレクター・辻愛沙子さんとハフポスト日本版の竹下隆一郎編集長が出席し、「ミレニアル・Z世代向け マーケティング戦略」というテーマでパネルディスカッションが行われました。
2019年にアイドルグループ・アンジュルムおよびハロー!プロジェクトを卒業後、SDGsやジェンダーの多様性について発信している和田さん。当時を振り返り、「グループのイメージやカラーは、自分たちで作っていくものというよりも運営が戦略のもと行っていくものだから、なかなか自分の意思は(反映され)ないですが、私はそれに対して結構窮屈に感じていた」とコメント。
アイドルのステージ衣装はスカートではなくパンツでもいいのではないかという質問に対して、「10代後半になったときに、(スタッフが用意したスカートに対して)“誰のためのスカートなんだろう”って考えたときに、ズボンを着たいなという意思にどんどん変わっていった。今は1人でアイドルをやっていますけど、なるべくスタイリストさんのセンスを介さず自分の意思のまま服を着たいと思っていて、いつもだいたい私服で出演しています」と明かしました。
辻さんはマーケティングのターゲット設定を恋愛に例えて分かりやすく説明。さらに、「“全員に愛されようとしない”ことと“この人に嫌われてもいいや”と思うことは違う。自分が大事にしたい、本当に届けたい人たちはどこなんだろうと考えることが大事」と力説し、会場を感心させていました。