初主演の仲万美を共演の高嶋政宏も称賛
ダンスアーティストで俳優の仲万美(なか・ばんび)さんが、15日に行われた映画『ドリームズ・オン・ファイア』(フィル・メッキー監督)のオンライン初日舞台あいさつに出席しました。
仲さんはマドンナさんのバックダンサーとしてワールドツアーに同行したほか、椎名林檎さんや加藤ミリヤさん、BoAさんらとも活動を共にするなど活躍しています。
今作は仲さんの初主演映画で、ダンサーになる夢を実現するため家族の反対を押し切って上京したユメ(仲さん)が、先の見えない夢と現実の狭間でもがきながらダンスを続けていく姿が描かれています。
仲さんは映画出演2回目にして主演のオファーに「正直、疑いました」と明かし、「2回目にして主演というのはいいんですか?という疑いがあったんですけど、フィルが書いた脚本を読んだときに、“これは僕しかできないな”と思って、疑いや不安がコロッとなくなりましたね」と語りました。
フィル監督との思い出を聞かれると、仲さんは「『万美がやりたいようにやっていいよ』って言ってくれて、なんでもOKにしてくれて、というのもフィルが私のことを信頼してくれているし、愛もたくさんくれるので、自分もそれを返してあげようってやりとりを毎日していました」と返答。
ユメのアルバイト先の店長役を務めた高嶋政宏さん(「高」ははしごだかが正式表記)は、「ダンサーの役なので嘘がなくて説得力がある。はっきり言って、初めてダンスの映画で寒くなかったんですよ。しかも万美の演技が自然だし、ユメと万美が同じというか、生まれてきてから今までの感情で演技をしていたので、フィルとの組み合わせもよかったんじゃないですかね。フィルも(自然な演技を引き出すのが)上手いんでしょうね」と、仲さんとフィル監督をたたえました。