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『ちいかわベーカリー』なぜ『郎』のラーメンをパンに? 担当者を取材「ギルティーさは残しつつ…」

2024年10月29日 7:10
『ちいかわベーカリー』なぜ『郎』のラーメンをパンに? 担当者を取材「ギルティーさは残しつつ…」
なぜ“郎”をパンに?
人気作品・ちいかわのパンが並ぶ常設店舗『ちいかわベーカリー』が、29日にオープンします。オープンに先駆け、報道陣に店舗が公開されました。

『ちいかわ』は、イラストレーター・ナガノさんが手掛ける作品。少し泣き虫だけど優しい性格のちいかわと、友達のハチワレやうさぎなどの個性豊かなキャラクターたちの物語は、子供だけでなく大人にも支持されています。

『ちいかわベーカリー』のメニューには、カスタードクリームがつまったちいかわパン (540円)や、ハチワレのクッキーとチョコレートクリームをサンドしたやわらかい食感のフランスパン・ハチワレソフトフランス(540円)など、『ちいかわ』に登場するキャラクターをモチーフとしたパンが並びます。

中でも目をひくのが、『ちいかわ』に登場するラーメン店『郎』で提供されるラーメンをイメージした食事系パン・郎パン(2200円)です。“郎”で働いているシーサーが出迎えてくれ、屋台のような売り場には食器や調理器具なども飾られています。

なぜ『郎』をパンで表現しようと思ったのか、担当者に聞くと「焼きそばパンが惣菜パンとして地位を確立しているため、郎をパンに載せると新たな定番商品が生まれると思ったからです」と回答しました。

パンの上には、たくさんの野菜や麺などが盛られています。担当者は、麺にはこだわりがあるといい「固まらず食べやすく、かつ“郎”感を損なわない麺の選定。そして、ギルティーさは残しつつパンと調和するバランスに苦労しました。何種類ものパンと麺、タレやにんにくの調合などを何度も試作し、商品化いたしました」と説明しました。

どんぶりの上にのった郎パン。記者が食べてみると「にんにくが効いたラーメンの味がしっかりしていて、焼きそばパンのような感覚で楽しめます」とリポートしました。

店舗への入場は、現在、抽選予約制だということです。

(c)nagano / chiikawa committee

最終更新日:2024年10月29日 7:10