劇場アニメ『ルックバック』 公開3日間で興行収入2.2億円 SNSで話題「ボロ泣きした…」感動の声多数
劇場アニメ『ルックバック』が、公開から3日間(6月28日~30日)の興行収入が約2.2億円、観客動員数は約13万5000人(配給会社発表)を超え、初日からSNSでも反響が大きく上映劇場拡大も決定。映画『ゴジラ-1.0』などで知られる山崎貴監督ら著名人も絶賛し、話題となっています。
『ルックバック』(全国公開中)は、『ファイアパンチ』、『チェンソーマン』などを手がける藤本タツキさんの漫画が原作。ひたむきに漫画を作り続ける藤野と京本という2人の少女の姿をみずみずしく描きながらも、やがて起きる2人の運命を分ける出来事を強烈なリアル感を持った筆致で描き出した作品です。
■著名人からもコメントが
作品を見た山崎監督は、「何かを作り出そうとする人間なら、きっと味わうであろう様々な感情の竜巻もどんなに『もしも』を考えても取り返せない最悪な理不尽もちゃんとそこに息づいて、何ならさらにパワーを得て詰め込まれていました。すべてのキャストとスタッフに拍手を!!」と称賛。
また、アニメーション監督の岩井澤健治さんは、「純粋にただただ描くこと、その喜びや苦しみ不器用さも含めた全ての感情が画面いっぱいに溢れていて、いつの間にか忘れていたあの頃の感覚を思い出させてくれるとても素晴らしい映画でした」とコメントしました。
■SNSではトレンド入りするほど話題に
今作は、全国119館で先月28日に公開を迎え、初日から3日間で累計動員数は 13万5410人、累計興行収入は 2億2665万8480円(映画宣伝会社発表)を記録。
先月28日、公開日の午前中には X(旧Twitter)の日本のトレンド 1位を獲得。翌日の夕方までトレンド入りをし続けるほど話題に。SNSでは、「ボロ泣きした…」、「漫画からでは得られないエモーショナル。泣きすぎて頭痛い」、「タツキ先生の漫画がまさにそのまま動いてた」と感動の声が多くあがりました。
さらに、この反響を受けて、全国119の劇場で公開していましたが、5日から11か所の劇場での追加上映も決定しています。