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河合優実の“存在感”を監督が絶賛 アニメで声優初挑戦「自分に何ができる?」苦悩も

2024年6月2日 22:10
河合優実の“存在感”を監督が絶賛 アニメで声優初挑戦「自分に何ができる?」苦悩も
河合優実『ルックバック』舞台挨拶に登場
俳優の河合優実さん(23)が1日、初めて声優に挑んだ劇場アニメ『ルックバック』の完成披露舞台挨拶に、俳優の吉田美月喜さん(21)、押山清高監督と登場。声だけの演技に不安を抱えていたことを明かしました。

『チェンソーマン』などで知られる漫画家・藤本タツキさん原作の『ルックバック』(6月28日公開)。学年新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野(声:河合優実)と、不登校の同級生・京本(声:吉田美月喜)が漫画を通じて出会う、青春物語です。

藤野役で声優に初挑戦した河合さん。俳優としては数多くの新人賞に輝くなど、実力が認められてきたものの、「やっぱり難しかったですね。オーディションで選んでいただいてすごくうれしかったですし、やりたいなと思えた作品だった。でも、声優という仕事の技術がない自分に“何ができるんだろう?”とすごく考えました」と、苦悩を抱えていたことを告白しました。

そして「考えてもやってみるまで答えは見つからないな…と思いながらアフレコ現場に行ってみて、今まで自分が培ってきたもの、自分が持っている感性を素直にキャラクターに吹き込むことができれば、それで精いっぱいかなという思いでした」と、役作りについて語りました。

河合さんが声優業に不安だったことを明かす一方、押山監督は、「みんなが想像するような藤野の印象で、セリフがあったら“こういうふうにしゃべるのが定石だよね”みたいなのがあるんですけど、そこからもう一歩踏み込んだ存在感だったり、しゃべり方・ニュアンスを含めるのが上手。オーディションで色んな方の声を聞いたんですけど、明らかに輝いていた。声がいいですよね、魅力的」と絶賛。これを聞いた河合さんは、監督に一礼していました。