河合優実の“存在感”を監督が絶賛 アニメで声優初挑戦「自分に何ができる?」苦悩も
■河合優実はオーディションで「明らかに輝いていた」
藤野役で声優に初挑戦した河合さん。俳優としては数多くの新人賞に輝くなど、実力が認められてきたものの、「やっぱり難しかったですね。オーディションで選んでいただいてすごくうれしかったですし、やりたいなと思えた作品だった。でも、声優という仕事の技術がない自分に“何ができるんだろう?”とすごく考えました」と、苦悩を抱えていたことを告白しました。
そして「考えてもやってみるまで答えは見つからないな…と思いながらアフレコ現場に行ってみて、今まで自分が培ってきたもの、自分が持っている感性を素直にキャラクターに吹き込むことができれば、それで精いっぱいかなという思いでした」と、役作りについて語りました。
河合さんが声優業に不安だったことを明かす一方、押山監督は、「みんなが想像するような藤野の印象で、セリフがあったら“こういうふうにしゃべるのが定石だよね”みたいなのがあるんですけど、そこからもう一歩踏み込んだ存在感だったり、しゃべり方・ニュアンスを含めるのが上手。オーディションで色んな方の声を聞いたんですけど、明らかに輝いていた。声がいいですよね、魅力的」と絶賛。これを聞いた河合さんは、監督に一礼していました。