紗栄子 防災の備え「季節やサイズも意識」
タレントの紗栄子さんが31日、TOKYO FMとユニクロが開催したイベントに出席しました。
「防災の日」(9月1日)に合わせ、生活者の防災意識の向上を目的としたこのイベント。ゲストとして登場した紗栄子さんは2019年に一般社団法人『Think The DAY』を設立、予防支援やオリジナルの防災グッズを制作するなど災害支援活動を行ってきました。
紗栄子さんは企画した防災グッズに込めた思いについて「やはり防災グッズを常備しておくということが、ご自身だけではなく、大切な人たちの身を守ることにもつながるということを、私たちがこのような活動をしていくことで、みなさんに知っていただきたいな、常備していていただきたいなという願いも込めて企画制作しております。やはり災害時に行政や企業、支援団体が支援活動として物資を送ったりはするんですけれども、どうしてもタイムラグが生じてしまう中でご自身で数日だけでも備蓄していただくことが大切になってくるので、改めて考えるきっかけになれば」と語りました。
また、避難所でのボランティア活動の経験をもとに、避難生活をするうえで特に“女性が備えておくべき衣類”は何か聞かれると「人にお願いしづらいものは、やはりご自身で準備をするのが一番だと思います。私も避難所に伺う時に、こっそり『何が必要ですか?』と聞いてみた時に、どうしても女性に関して言うと下着が入ってきました。そこの必要性はみなさんにも改めて感じていただけたらと思いますね」と答え、衣類の備えの重要性を訴えました。
最後に公開収録を通して、今後の支援活動のヒントはあったか聞かれた紗栄子さんは「改めて可視化されると、備えられている方が少ないということにびっくりしましたし、私自身も(災害時に必要な服の)チェックリストを見ながら、季節だったりとか、子供たちも成長するのでサイズ感の見直しだったりを自分でもやっていきながら、皆さんにも声をかけていって、みんなで自分たちの安心安全を守っていける優しい日本でいられたらいいなと思います」と明かしました。