正司敏江さん80歳 脳梗塞のため死去
漫才コンビ「正司敏江・玲児」として知られるタレントの正司敏江(本名=及川キミコ)さんが18日午前1時59分、脳梗塞のため大阪市内の病院で亡くなりました。80歳。香川県小豆島出身。葬儀は近親者のみで執り行われたということです。
所属事務所によると、敏江さんは8月に自宅で倒れて救急搬送され、入院していたということです。
敏江さんは、頭につけた大きなリボンがトレードマーク。1964年に正司玲児さんと結婚しました。2人は“どつき漫才”で一世を風びしましたが、きっかけは新作漫才披露時に意見の相違があり、舞台上でどつき合いのケンカになったこと。これが観客に大ウケし、“どつき漫才”が定着したそうです。
1976年に2人は離婚しましたが、その後、コンビは“離婚ネタ”を加えて芸をスケールアップ。玲児さんが2010年に死去した後、敏江さんはピン芸人として活躍しました。