早稲田大学特命教授・日本文学研究者のロバート・キャンベルさんが、新橋演舞場で上演される『十月新派特別公演』のスペシャルトークライブにゲスト出演することが発表されました。

１０月２日初日を迎える「新派特別公演」。およそ１年８か月ぶりに上演される劇団新派の公演を観劇し、日本文学研究者として歌舞伎や文学など伝統芸能にも精通するしたキャンベルさんが、舞台に出演する水谷八重子さんと河合雪之丞さんとトークを展開します。

トークライブに出演するキャンベルさんは「新派の美しい言葉は次々と舞台から降り注ぎ、もう行けないような美しい、哀しい世界に私たちを運んでいってくれます。１年以上、心を震わすような日本語をこの耳で聴いていません。１０月公演で、耳も目も心もしっとり潤すこと間違いなしです」とコメントを発表。

実は、キャンベルさんは水谷さんと友人関係があり、今回のトークライブが実現。“新派”についてや２人の交流関係、コロナ禍での演劇に感じることなどが対談される予定です。

水谷さんは「キャンベルさんは、日本文学を研究されている方ですから、我々日本人が当たり前に過ごしているよりも、日本語や歴史を深くご存知の事と思います。そんなキャンベルさんに新派の舞台をご覧いただくのは少々恐くもございますが、キャンベルさんならではの視点でいろいろなお話を伺えるのが、大変楽しみでございます」とコメントしています。

劇団新派「十月新派特別公演」スペシャル対談は１０月４日（月）配信予定です。