東映元社長 高岩淡さん90歳死去
映画会社・東映の元代表取締役社長で、日本アカデミー賞協会の会長も務めた高岩淡(たかいわ・たん)さんが10月28日午後2時23分に肺炎のため京都市内の病院で亡くなりました。90歳でした。
高岩さんは1954年に東映株式会社に入社し、京都撮影所に配属。1971年に京都撮影所長に就任。1993年に東映の社長に就任し、2002年には会長に就任しました。
多くの俳優や監督と交流、親交があり製作者としては『柳生一族の陰謀』『青春の門』『序の舞』『火宅の人』『極道の妻たち』シリーズ『激動の1750日』『わが愛の譜 滝廉太郎物語』『鉄道員(ぽっぽや)』など数多くの映画を手がけてきました。
また1975年には、国内初の映画テーマパークとなった『東映太秦映画村』を開村、さらに日本アカデミー賞協会の会長も務めるなど映画界の発展に貢献しました。
葬儀は家族葬ですでに執り行われ、後日お別れの会を予定しているということです。
※高岩さんの『高』は はしごだかが正式表記