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TOKIO 米作りのノウハウを後輩に継承

2021年12月4日 14:10
TOKIO 米作りのノウハウを後輩に継承

TOKIOの城島茂さん、国分太一さん、松岡昌宏さんが、5日放送の日本テレビ系『ザ!鉄腕!DASH!!』で、King & Princeの岸優太さん、SixTONESの森本慎太郎さんと共に、福島県で2年ぶり21回目となるお米の収穫を行いました。

今回は人気コーナー『DASH村』で、今年3月から福島県・葛尾村の田んぼで269日間にかけて育ててきた米を収穫。TOKIOが番組開始から21年間もつないできた米作りのノウハウを、初めてお米作りに参加した後輩の岸さんと森本さんに受け継ぐ様子が放送されました。


■先輩・城島から伝授“イノシシ対策”に後輩・岸優太が挑む

今年9月、岸さんが田んぼを訪れると、稲が根元から折れ、泥まみれになっているのを発見。動物と思しき足跡に気づいた岸さんが田んぼに設置した監視カメラを見てみると、なんと“イノシシ”が写りこんでいました。イノシシは米が大好きで、田んぼを食い荒らしては農家を悩ませてきた存在。しかし臆病で音に弱い習性を持つことを城島さんから教わった岸さんは、城島さん手書きの“イノシシ対策の設計図”を片手に、竹を使って音の鳴るしかけを作りました。無事イノシシ対策が完了し、秋の収穫に向けて期待を膨らませます。

そして10月下旬。TOKIOと番組でおなじみのDASH村の仲間たちも集まり稲刈りに初挑戦した岸さんと森本さん。慣れない作業に苦戦する2人を、米作り21年のベテランTOKIOが手厚く指導します。刈った稲を高速で振り回し一瞬で束ねてみせる城島さんの姿に「何今の!?かっけー!」と興奮を隠しきれない様子の森本さんと岸さん。最初はうまくできなかった2人でしたが、国分さんが丁寧に優しく褒めながら教えた結果、あっという間に上達。岸さんは「やっぱり師匠は違いますね」と先輩から米作りの技術を学んでいきます。

11月には天日干しした稲の脱穀作業。これまでTOKIOも使ってきたというペダル式の“足踏み脱穀機”を見た後輩の2人は「すげぇ!秘密兵器みたい」とビックリ。松岡さんは「最後まで大変なんだよ、米作りは」と語り、今は機械で行うのが主流ですが、あえて“足踏み脱穀機”を使うことで、米作りの大変さを2人に伝えます。また、脱穀に夢中になってカメラに顔が見えなくならないよう、撮影される側の写り方についても指導。「顔を見せないと誰がやっても一緒」とお米作りだけでなく、アイドルとしての姿勢も伝授しました。


■269日間かけて1から手がけたお米の味に岸&森本も驚き

その後は“唐箕(とうみ)”と呼ばれる道具で米粒の選別をし、“籾摺り(もみすり)”を経て玄米にする工程を紹介。そして5人はJA(農業協同組合)の検査場に収穫したお米を持ち込み放射線検査します。葛尾村では震災から10年たった現在でも、収穫したすべての米に放射性物質検査が義務付けられています。

5人で269日間かけて育ててきたお米も無事検査をクリアし、いよいよ実食。釜とまきで炊きあげた新米にTOKIOの3人も「うまい」と絶賛。米作りに初参加となった岸さんは「いつも食べているお米と違いますね」といい、森本さんも「お米だけで食べられちゃう」と自分たちで1から作ったお米の味に驚き、改めて米作りの大切さを実感した様子でした。TOKIOが21年かけて培ってきた経験を後輩に受け継ぎ、米作りの知識と思いを次の世代へとつないでいきました。


画像:TOKIOが2年ぶり21回目の米を収穫