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福山雅治、“ライブ超えたライブ体験” 初監督したライブフィルム「僕の力だけではありません」 

2024年2月13日 21:50
福山雅治、“ライブ超えたライブ体験” 初監督したライブフィルム「僕の力だけではありません」 
映画『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023』で監督を務めた福山雅治さん (C)2024 Amuse Inc.
歌手で俳優の福山雅治さん(55)が12日、東京・丸の内で監督を務めた映画『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023』(公開中)【発声・拍手可能上映】の舞台挨拶に登場。多くの人に感謝しました。

作品は、福山さんが、2023年の夏に開催した「言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023」を映画化したもの。ライブの総合演出、映像、音の全てを監修。制作する上で目指したのは<まるでライブを見ているような擬似体験>ではなく<“ライブを超えたライブ”体験>です。

福山さんは「最初はライブを映画化する上での明確な意味が見いだせていなかった。模索する中で、この公演を開催するのは8月10日、12日、13日だったこと。日本においては1945年8月6日、8月9日、8月15日は忘れてはいけない時期であること。日本武道館は『全国戦没者追悼式』が行われる場所であること。8月9日の長崎に原爆が投下されたという歴史的背景を持つ場所から出てきたシンガーソングライターである自分自身。そして、特攻隊員を描いた映画作品『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』に提供した「想望」を書き下ろした時期であったことなどが複合的に絡み合っていった」と当初、ライブフィルムには否定的だった心境を語りました。

また、福山さんは「いま僕がここに立っているのは僕の力だけではありません。最後エンドロールに出てくる方々、本当にたくさんの方々が携わって、やっと一つの作品ができています。僕という人間、表現が成り立つにあたり、様々な人たちが動いています。そういったことに思いを馳せながら、この映画や新しい楽曲『ひとみ』を聴いていただけると幸いです」と話しました。