中井貴一「なんとしても、お願いしたい」 妻役の共演者に熱烈ラブコール
■「友人たちに向けて、エールだったり悲哀だったり」
今回のオファーについて中井さんは「時々友人から電話がかかってくると、『あと2年で俺も終わりだよ』って。“終わり”という言葉を使うような年齢になったんだなと。友人たちに向けての、なにかエールだったり悲哀だったり、そういうものをこの朗読劇でやらせていただいたら面白いんじゃないかなと思って、非常に興味深くお引き受けさせていただきました」と定年を迎え始める友人たちの状況も踏まえてオファーを受けたと語りました。
■原作を読み、強めのお願い「なんとしてもキムラ緑子さんをお願いしたい」
また、今回のキムラさんとの共演は、中井さんからのラブコールで決まったそうで「僕はドラマでもそうなんですけど、お話をいただいて『奥さん役はどなたがいいですか』って質問をされることが多々ある。大概、その時に僕はキムラ緑子って必ず言うんですよ」と明かすと、キムラさんは「心臓が止まりそう」と中井さんからの告白に動揺。
続けて、中井さんは「(原作を読んで)これができるのはキムラさんしかいないっていうふうに本当に思って。いつもドラマの時は『無理だったらいいっす』って言うんですけど、今回に関しては『なんとしてもキムラ緑子さんをお願いしたい』という強めのお願いをしたので、全て舞台の成功は“キムラ緑子にかかっている”と言っても過言ではないと思います」とキムラさんへプレッシャーをかけ、報道陣を笑わせました。
中井さんの発言に対してキムラさんは「だけど、あまり共演してないってことは断ってる人がいるって事ですよね。ダメだっていってる人が。ということもわかり…」と落ち込みながらコメントすると、すかさず中井さんが「それはキムラさんのスケジュールがないっていう。キムラ緑子が嫌だっていうプロデューサーがいるわけではないですから。そこはご心配ないように」とフォローしました。