ミステリー界の鬼才・京極夏彦、新作歌舞伎を書き下ろす 松本幸四郎・中村勘九郎・中村七之助らが出演
京極夏彦さん(撮影:森清)
小説家・京極夏彦さんが、初めて歌舞伎の作品を書き下ろすことが24日に発表されました。
上演されるのは、新作歌舞伎『狐花(きつねばな) 葉不見冥府路行(はもみずにあのよのみちゆき)』。歌舞伎俳優の松本幸四郎さん(51)、中村勘九郎さん(42)、中村七之助さん(41)らで、歌舞伎座で行われる『八月納涼歌舞伎』(8月4日~25日)で上演されます。
数多くのミステリー作品を手がけてきた京極さんは、小説家デビュー30周年という記念の年を迎え、今年“京極夏彦×歌舞伎”という組み合わせが実現し、歌舞伎の舞台化のために執筆された完全新作となります。
京極さんは、今回の歌舞伎の舞台化にあたり「小説家三十年の節目の機にお声掛け戴き、斯様な仕儀と相成りました。文字のみを扱い用い馬齢を重ねて参りましたが、此度は黒、柿、萌黄の大舞台。文字ならぬ名優の方々の身体に意を委ねまする怪しの狂言。まるで作法も文法も違いますれば、果たして如何なる仕上がりとなりますものか、身の引き締まる思いに御座います。何卒、心静かにご高覧戴きまするよう、伏して御願い上げ奉ります」とコメント。
そして、幸四郎さんは「『百鬼夜行』シリーズは、危険な香りを感じつつも嬉しくなるエンターテイメントで、凄い艶やか、まさに凄艶(すごつや)な世界で大好きな作品です。今回、ついに京極夏彦さんが新作歌舞伎を書き下ろすということで、“待ってました !”という気持ちです。異次元旅行をお客様と共に楽しみたいと思います。小説家デビュー30年を迎えられた京極さんの書き下ろし歌舞伎で、僕が22年間夢見続けた傾(かぶ)いた歌舞伎を作り上げたいと思っています」と明かしています。
上演されるのは、新作歌舞伎『狐花(きつねばな) 葉不見冥府路行(はもみずにあのよのみちゆき)』。歌舞伎俳優の松本幸四郎さん(51)、中村勘九郎さん(42)、中村七之助さん(41)らで、歌舞伎座で行われる『八月納涼歌舞伎』(8月4日~25日)で上演されます。
数多くのミステリー作品を手がけてきた京極さんは、小説家デビュー30周年という記念の年を迎え、今年“京極夏彦×歌舞伎”という組み合わせが実現し、歌舞伎の舞台化のために執筆された完全新作となります。
京極さんは、今回の歌舞伎の舞台化にあたり「小説家三十年の節目の機にお声掛け戴き、斯様な仕儀と相成りました。文字のみを扱い用い馬齢を重ねて参りましたが、此度は黒、柿、萌黄の大舞台。文字ならぬ名優の方々の身体に意を委ねまする怪しの狂言。まるで作法も文法も違いますれば、果たして如何なる仕上がりとなりますものか、身の引き締まる思いに御座います。何卒、心静かにご高覧戴きまするよう、伏して御願い上げ奉ります」とコメント。
そして、幸四郎さんは「『百鬼夜行』シリーズは、危険な香りを感じつつも嬉しくなるエンターテイメントで、凄い艶やか、まさに凄艶(すごつや)な世界で大好きな作品です。今回、ついに京極夏彦さんが新作歌舞伎を書き下ろすということで、“待ってました !”という気持ちです。異次元旅行をお客様と共に楽しみたいと思います。小説家デビュー30年を迎えられた京極さんの書き下ろし歌舞伎で、僕が22年間夢見続けた傾(かぶ)いた歌舞伎を作り上げたいと思っています」と明かしています。