作家の多くは元教員!「楽しく描く」がモットーのサークル「楽描」の作品展 個性豊かな作品が並ぶ 秋田市
「楽しく描く」ことを目的としたサークル「楽描」のメンバーによる作品展が、秋田市で始まりました。
作家のほとんどは、かつて教壇に立っていた人たち。
元教員が描く、個性豊かな作品が、訪れた人の目を楽しませています。
秋田市のアトリオンで14日に始まった作品展。
「楽描」と名づけられたサークルのメンバーが描いた、日本画や水彩画、油絵など、約40点が並んでいます。
「楽描」は、県内の教職員が作った互助会の文化活動として始まったもので、名前を変えながら、50年近くの歴史があります。
現在の会員は11人で、そのほとんどが、県内で教員を務めていた人たちです。
中学校で美術を指導した人の力作や、退職したあと、このサークルで腕を磨いた人の作品などが並びます。
また、今年は、描くだけではなく、複数の素材を貼り合わせた「コラージュ」と呼ばれる作品も、11人が持ち寄りました。
紙や布、木材などを自由に組み合わせ、立体的に仕上げています。
サークルのメンバーの1年の集大成「楽描展」は、来週月曜日、17日まで、秋田市のアトリオンで開かれています。