開催16日目で1万人が来場 金魚絵師・深堀隆介作品展
様々な技法で金魚を描く金魚絵師・深堀隆介さんの作品展が秋田市で開かれています。鮮やかで立体感のある金魚作品を楽しもうと連日多くの家族連れなどで賑わっていて、来場者が19日に1万人を突破しました。
関向アナウンサー
「秋田市の県立美術館で開かれている深堀隆介展、入り口には迫力のある金魚の画がドーンと飾られています」
開催初日にライブパフォーマンスで描かれたこの作品。しなやかに大空に舞い上がる赤い金魚は「緋竿燈」と名付けられました。
会場には、立体感たっぷりの作品が並んでいるほか、深堀さんが20年以上描いてきた金魚の変遷を辿るコーナーも設けられています。
ヒレの薄さや透明感、それに立体感が年々、よりリアルになっているのがわかります。
さらに…
関向アナウンサー
「こちらの作品、上から見るとただの線なんですが、横から見ると立体的な金魚なんです」
2次元と3次元の間を表す「2.5Dペインティング」とも言われる、涼しげな金魚たちを、多くの人が楽しんでいました。
そして、開催16日目で来場者が早くも1万人を突破しました。
1万人目となったのは親子で来場した秋田市に住む石田小百合さんと花澄さんです。
石田花澄さん
「色んな作品があって素敵でした。ぐるぐる回って うずがあってなんかきれいだなって思った生きてる感じした!」
おめでとうございました
「イエイ!ありがとうございます」
石田小百合さん
「本当に立体じゃないんだなっていうのが分かって、作品の映像も流れていて、作る過程の。映像もすごく参考になったというか素晴らしい作品だなと思って見させていただきました」
鮮やかに、立体的に描かれた金魚が楽しめる「深堀隆介展」は、来月29日まで秋田市の県立美術館で開かれています。