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内野聖陽「なんとかおじいちゃんを演じました」 客席からは大きな拍手が

2024年10月4日 22:35
内野聖陽「なんとかおじいちゃんを演じました」 客席からは大きな拍手が
映画『八犬伝』のジャパンプレミアに登場した内野聖陽さん
俳優の内野聖陽さん(56)が3日、映画『八犬伝』(10月25日公開)のジャパンプレミアに役所広司さん(68)、寺島しのぶさん(51)らと共に登場。客席から大きな拍手が巻き起こりました。

この映画は、小説家・山田風太郎さんの小説『八犬伝 上・下』を実写映画化。里見家の呪いを解くため八つの珠に引き寄せられた八人の剣士たちの運命を描く『八犬伝』の世界と、その作者が生きた現実の世界をシンクロさせた作品。内野さんは役所さん演じる主人公『八犬伝』の作者・滝沢馬琴役の友人の人気絵師・葛飾北斎役を務めます。

イベント冒頭、内野さんは「みなさん今日はありがとうございます」と観客に挨拶。続けて「馬琴の物語の中で、あの天才絵師の葛飾北斎がこんなにも影響を与えていたとは全く僕も知りませんで、今回なんとその馬琴さんが役所広司さんということで、ほぼ初めてご一緒するということでとても光栄で、楽しい現場にいさせていただきました」と自らの役どころについて話しました。

また、「馬琴さんが部屋の中で閉じこもって作品を創るのに対して、北斎はいろいろなところを歩き回って、馬琴の書斎の中に風を持ち込むような存在でいてほしいと、曽利監督からは常に言われてまして。なんとかおじいちゃんを演じましたがいかがだったでしょうか?」と観客に尋ねると、客席からは大きな拍手が。

さらに「役所さんもおっしゃいましたけれども、情熱家の曽利さんとのお仕事はいつも興奮してやらせていただいてまして。僕らはじいさんと(寺島さん演じる、馬琴の妻役の)おっかないお母さんとやってたんですけど、映画で見たら本当に素晴らしいものになっていたのでびっくりしました」と映画を見た感想を明かしました。