夏の風物詩「大正寺おけさまつり」 民謡に合わせ約100人が"総踊り"
伝統行事や自然の映像を撮影して、秋田放送に送ってくれている由利本荘市鳥海町の真坂隆昌さんから、新たに映像が届きました。
今回は、先週行われた秋田市雄和の「大正寺おけさまつり」です。
約100人がしなやかな踊りを披露しました。
秋田市雄和の大正寺地区で行われた「大正寺おけさまつり」。
毎年8月の後半に行われる、夏の風物詩です。
この地区に古くから伝わる民謡が「大正寺おけさ」。
九州で唄われていた「ハイヤ節」をルーツとする民謡で、江戸時代、北前船で伝わり、独自に変化して根付いたと言われています。
日が暮れた午後6時半ごろから、「大正寺おけさ」に合わせて、みんなで輪になって踊ります。
これが「総踊り」というまつりのメインイベントです。
着物にすげ笠で。
おばこの衣装や浴衣を着て。
そろいの法被の子どもたち。
飛び入りも含めて約100人が 輪になって、楽しく、そして、しなやかな踊りを披露しました。
まつりの最後には、約200発の花火が打ち上げられました。
訪れた人たちは、過ぎゆく夏を惜しみながら、地元のまつりを堪能しました。