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片岡愛之助、男女の恋心が織りなす上方歌舞伎の代表作を演じる

2023年3月4日 21:40
片岡愛之助、男女の恋心が織りなす上方歌舞伎の代表作を演じる
『廓文章 吉田屋』より 左から坂東玉三郎さん、片岡愛之助さん (c)松竹
歌舞伎俳優の片岡愛之助さん(51)が3日、東京・銀座で初日を迎えた『三月大歌舞伎』(26日千穐楽)の第三部に登場しました。

愛之助さんが登場したのは、男女の恋心が織りなす上方歌舞伎の代表作『廓文章(くるわぶんしょう) 吉田屋』。歌舞伎では1808年に『廓文章』の外題で初演された作品で、愛之助さんは若旦那・藤屋伊左衛門を演じます。

上方和事を代表する役を演じるにあたり愛之助さんは「うちの家(松嶋屋)の大切な狂言です。玉三郎のお兄さんや鴈治郎のお兄さん方の胸をお借りして、しっかり勤めたいと思います」と語りました。

『廓文章 吉田屋』にはほかにも、坂東玉三郎さん、中村鴈治郎さんなどが登場します。