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神尾楓珠、一から始めたトロンボーンに苦戦「難しさしかなかった」 共演の福本莉子は “羨ましい”

2022年4月29日 22:50
神尾楓珠、一から始めたトロンボーンに苦戦「難しさしかなかった」 共演の福本莉子は “羨ましい”
映画『20歳のソウル』完成披露試写会舞台挨拶に登場した神尾楓珠さん
俳優の神尾楓珠(ふうじゅ)さん(23)、福本莉子さん(21)らが28日、映画『20歳(はたち)のソウル』完成披試写会舞台挨拶(5月27日全国公開)に登場。主演の神尾さんはトロンボーンを演奏した苦労話を明かしました。

映画は、がんを患い、たった20年という短さで人生の幕を閉じた実在の青年、浅野大義(たいぎ)さんの実話をもとにした作品。浅野さんは千葉県の市立船橋高校吹奏楽部に所属し、現在、学校に代々受け継がれている応援曲『市船soul』の誕生に関わっていました。20歳で亡くなった浅野さんの告別式には164人の吹奏楽部員が集まり、この楽曲を奏でた感動の実話がありました。神尾さんは映画の主人公である浅野さんを演じ、また、実在する市立船橋高校の現役吹奏楽部生も出演しています。

神尾さんは、浅野さんが吹奏楽部で担当していたトロンボーンを実際に演奏。「組み立て方も扱い方も分からないところから始まったので、すごく不安でした。でも吹奏楽部の皆さんは、分からないところを聞いたらすぐ教えてくれましたし、本当暖かい皆さんの中でやれたのがすごいよかったなと思います」とコメントしました。

楽器の練習は撮影の2、3か月前から行っていたそうですが、トロンボーンの面白さを感じられるようになったか聞かれると「面白いまではいかないですまだ! 難しさしかなかったですね…」と思わず本音をもらす場面も。

また、福本さんは浅野さんの恋人、宮田夏月(役名)を演じました。福本さんは楽器を背負っているシーンは多かったのですが、演奏するシーンはなかったそうで「完成した映画を見て、(共演者が演奏している姿が)すごい楽しそうで“羨ましいなあ”と思ってました」と話しました。

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